順調に成長を続けていた息子、後ろに進むハイハイはできたけど、結構な停滞期を経て、やっと前に進めました。
この日のことは今でも鮮明に覚えていて、かわいそうになるくらい、頑張って、頑張って、1時間ほど後ろに進んだり、身体を持ち上げてみて腕を動かしては自分が支えきれず倒れ込んだりしてたかなあ。
論文を書きながら、でもほぼほぼ後半の30分は集中できず、「いつになったら今日のトレーニングは終わるのかしら?」と思っていたその時。
すごい顔で前に進め出した息子。
自分の体がコントロールできている感覚が掴めたのかなあ?嬉しかったんだろうなあ。
すごい笑顔で私の方向に突進してきて、感動の涙。
最初はゆっくりだったけど、どんどんスピードを上げてあっという間に5mほど進んで、腕の限界だったのか、やり遂げた嬉しさからなのか、陸上選手がゴールのテープをきって倒れ込むかのように、バタっと寝転がってたなあ。
息子にとってはフィジカルな達成感以上に、メンタルの部分でこの経験はちよさになった気がした。
興奮しすぎて、この日の夜はなかなか寝てくれず、寝たかと思うと夜中には一度も起きることのない深い眠り。
1つ1つ自分で目標を作って、達成していく姿は、私を人間として成長させてくれている。
もちろん今でも。