読了!


なかなかの分厚さで

ちょっと難しいところもあり

読み応えあり!の本でした


ざっとしたあらすじは



主人公の朔也👦
職業、リアルアバター

そもそも
リアルアバターとは、、
例えば
死の迫った人が
昔住んでたあの場所に行きたい!というのを
代わりにそこに行ってあげて
指示通りに動くという

指示している人は
朔也を通して
まるでそこに行った気持ちになれるという

他にも
アバターデザイナーという
職業の人が出てきたり

近い未来
ほんとにそういうアバターが
当たり前になっていく社会になるようで
なんだかちょっと怖くもなってきたけど

朔也👦
唯一の家族の母👩を亡くし
VFという形で
母親と会話したり
母親の過去を知ったり
そこで知った
生前親しかった人に
会いに行ったりするのだけど

一番知りたかった
母がなぜ「自由死」を
望んでいたのか、
ここらへんはちょっと哲学的になるけど

自分で「死」を選べるとしたら、、
もういいやという意味には
もう充分生きた!っていう
満足だ!という意味もあるし
もう生きてても意味がないや!という
諦めて死を選ぶというのもあるしね
「母」はどっちの気持ちだったのだろう?って

いや、
でもやっばり自分で「死」を選択するとか
怖いな...
ここに出てくる「自由死」は
あくまでも「自殺」とは違った
意味なんだと解釈しました

亡くなった人に会いたい!という気持ち
特に朔也
母に対しての思いが強かっただけに
このVFを買ったけど
いくら母親の情報が入っているとはいえ
やっばり感情までは無理だよなって
まさに本のタイトル通り
AIに「本心」まではわかるまいと思う
あとね、
話してる時はいいけど
現実に戻ったときが
余計虚しくなりそうな気がするんだけど

で!
ちょーど昨日の平野啓一郎さんのx
とても興味深いのが!!


そうそう!

この本で朔也は300万円で

母親のVFを買ったのだけど

300万円かー、

絶妙な金額だなーと思ってたら

もう現実にこんな世界ができてた!!

いやー

全然未来の話ではないね😲


AIを軸にした話ではあったけど

現実社会の貧困の格差、

外国人の差別の問題、

性被害の問題など

色々と考えさせられる本でした


でね、

奇しくも

誠也くんのドラマ

「彼女と彼氏の明るい未来」

VRマシーンで

彼女の過去を見てしまう!

という所から

話が始まったけど


 始めは

そんなの現実問題

見られるわけないじゃな〜い😏

って思ってたけど

この本読んだら

あながち無くもない話じゃない!

と思ったよ🤭



最後にあの名シーン貼っておこう❤

別れて一年後

偶然街で雪歌ちゃんを見つける一郎


「雪歌ちゃ〜〜ん」

って一生懸命手を振るとこ\(^o^)/

 「なにそれ、みかん買ったの?」

「サーターアンダーギー」

「食べる?」

「いや、いい、大丈夫😅」


あっ

そうそう

話本に戻るけど

この本も映画化されるんですね!

どんな、キャストになるんだろ?
楽しみです☺️