私は聴解がひどく悪いので、最近はテレビを見ている。


以前、武漢にいた時は、写りが悪いのでほとんどテレビを見ていなかったけど、ここ(広州)では有線電線という機械をみんな導入して、一ヶ月30元ぐらい払うけど、かなりクリアな映像で見えるため、以前より少し見るようになった。



南方のいいところは、香港の明珠台(TVB) や亜州台(ATV)が見れるところ。
大陸よりもかなり洗練された番組を目にすることができる。

もちろん広東語で下につく字幕は繁体字だけど、文法は標準語と同じなので慣れれば問題ない。

ATVには国際チャンネルもあるので、英語の番組はかなり欧米に近いものがやっている。
(というか欧米のテレビで流されたやつをそのまま流している)

日本の地上波ではみれないものばかりだし、英語の勉強にもなるので一石二鳥。
そして、なによりもおもしろい。



といっても、私は中国語を勉強しなければならないので、最近は標準語のチャンネルを見ている。

ちょっと洗練されたものが見たければ、星空衛視(台湾)とか、奥亜衛視(マカオ?)、鳳凰電視(香港の標準語放送局)を見る。



最近、星空衛視では韓国版の花より男子(花様男子:Huayangnanzi)がやっていたので、かなり見てしまった。
ちなみに花より男子は台湾、日本、韓国が作ったけど、私は台湾のF4が一番かっこいいと思っているんだけど・・・どど、どうでしょう。


◆ 30万の中国 ◆


今、大人気の韓国F4。
そもそも道明寺役の人が好きではないのと、原作から話がかなり変更されているよね。


◆ 30万の中国 ◆


日本です。小栗旬、かっこいいの?といつも思う。
あと全体的に背が低く豪華さに欠けると思うのは私だけ。


◆ 30万の中国 ◆


台湾版F4。

あれれ。

ま、写真が古いのもあるかな。
今思うとそんなかっこよくないかも。

でもみんな背が高くて体つきがよくて好きなんですけど。
他の(特に日本の)は、なんだかひょろっとしてて好きじゃない。
あと台湾版はかなり原作に忠実です。

留学中はこれを必死見て中国語勉強したなあ。
どこにいてもこのドラマのテーマ曲が流れててね。(懐かしい)





さてさて、テレビの話。
今日は久しぶりに中央電視台CCTVの1(総合チャンネル)を見た。

いつも大陸のテレビは大抵抗日ドラマか、清代の時代劇でおもしろくなくて見ないのだけれど、昼間見たら結構面白かった。

19時の『新聞聯播(Xinwen Lianbo)』が終わってからは、いつもの抗日、共産、和諧に戻ってしまったけど、昼間の番組はかなり洗練されてきてる。昼は若者向け、夜は中高年向けなんだろうな。テレビを取られた若者は夜、インターネットの動画かDVD視聴してますね、きっと。夜のテレビはつまらない。

さて、新聞聯播では、なんと酒井法子の逮捕のニュースが流れていました。

麻生総理のニュースより長かったんじゃないかと思うくらい詳しかったです。
これすんごいことです。

日本発アジアって意味だと、音楽ではCHAGE&ASKAとか、X JAPANとか、あと古ければ山口百恵とか、高倉健とかいるけど、彼らのニュースがあっても新聞聯播で放送されるだろうか。

酒井法子って本当にアジアのアイドルだったんだと改めて思う。
存在感で言えば、日本におけるテレサ・テンとかと同じレベルなんじゃないかな。



なお、全国のテレビ局で一斉に放送される、いわば政府の宣伝番組『新聞聯播』の視聴率は、内陸では70%から80%ですが、上海では2%に落ちます。

要はつまらないから見ないんです。他に娯楽がある場合は。
(語学の勉強には最良。中国で一番いい発音ですから。速いけど)

CCTVの一部の番組はCCTVのホームページで視聴できます。
CCTV ホームページ
ビデオのマークか、視頻(shipin)と書いてあるところを適当にクリックしてください。



中国は、テレビも改革真っ最中。

中国のメディア規制は本当にすごいけれど、一番政府がコントロールに苦心しているところでもあると思う。
そういう意味では非常に今後の動向はおもしろいです。


 wikipedia 新聞聯播
◆ 30万の中国 ◆