みなさん、こんにちは!

さて、今日の「きっかわみきの物語」部分公開は、

「青い眼をもった木が見た夢」(「青い眼をもった木」の続編です)

の4章の中からです。

この物語は、

青い眼をもった木と、阿弥陀さまが夢の中で会話するという

お話ですよ。

阿弥陀さまは青い眼をもった木に、

大切なことを託していかれます。

今日は、その中で、

阿弥陀さまが初めて夢に登場されたシーンの会話です。


あなたはもう、お気付きでしょう。

私は「阿弥陀」と申す者。

いえ、どのように呼んでいただいてもよいのです。

あるものの間では、

私は「永遠のいのち」とも、

計りようも無く、途方も無い光の存在」とも呼ばれている者。

それは始めも無く終わりも無く、

光によって一切のものをあまねく照らし出している者。

そしてこの宇宙のすべてのものを、

必ずや最後の一つまでが

ことごとく自在の境地になるところまで

助けることを堅く誓っている者。

そして必ずや最後の一つまでが

ことごとく固有の美を最高に輝かせるまで、

その一切を助けることを堅く誓っている者。

そして実は、

私、阿弥陀のはたらきを述べ並べれば、

それは言い尽くすことができぬくらい、

無限のはたらきをしている者なのです。

 私ははるかかなたの仏国土より、

あなたが様々な生き物たちに

語って聞かせていたことを聞いておりました。

まずはそのことを

この私がどれほど嬉しく思い、

心強く思ったことか、

それから申さねばならぬでしょう。


さて、みなさん、

こうして阿弥陀さまはご自分がどういう存在であるか

またどのようなはたらきをしているかなどを

慈愛に満ちた言葉で

お話されていきます。

仏とは、遠くに離れてあるものではなく、

実に身近で、

切っても切り離せない存在のものであることが、

この物語を読み進めていかれると分かります。

そして何より、

阿弥陀さまの流麗で美しい言葉の数々に

癒されます。

さてはて、8夜にわたる、夢の中で、

阿弥陀さまは果たして、これ以外にも

どんなことを

お伝えになっていかれたのでしょう?

新しい年を迎えるにあたり、

みなさま、少々、神仏に思いを馳せてみて

下さいね。

この後も、物語の部分公開で

阿弥陀さまの言葉を

引き続き、お伝えして参りますので、

今後もご愛読の程、

お願い申し上げますね!

それでは今日も、みなさまに

神仏のますますのご加護がありますように☆





「青い眼をもった木が見た夢」書籍

http://miki-kikkawa.com/books/book3.html

アマゾン購入

→ http://www.amazon.co.jp/dp/486223531X/