いよいよ12月に入り、クリスマスも近づいてくると言うと、、、心あたたまる話が聞きたくなります~もちろん、クリスマス・イブを一手に担っているようなディケンズのクリスマス・キャロルは、何度読み返しても、暖かい気持ちになります~
スクルージさんが、愛おしく感じられますが、、、

先日、ちょっと心温まる記事を発見!!
CNNの記事から抜粋です~

 
CNN.co.jp
 

アトランタ米アトランタでホームレスの男性がごみの中から財布を見つけ、持ち主の宿泊先を探し出して届ける出来事があった。ホテル側もこの善意に応え、本名を告げずに立ち去った男性を探し当てて豪華客室でもてなした。

この男性、ジョエル・ハートマンさん(36)は、食べ物を探してごみ容器をあさっている時に、旅行者の身分証明書とクレジットカードが入った財布を見つけた。

過去に飲酒や薬物使用などで問題を起こしてきたというハートマンさん。今度は正しいことをしようと決め、アトランタ市内のホテルを尋ね回って財布の持ち主が宿泊していたホテルを突き止め、警備員に財布を渡した。

自分の名を告げる必要はないと思い、偽名を使ったという。

財布の持ち主は、会議に出席するためにフランスから訪れていた女性だった。11月7日に財布を盗まれ、アトランタの警察に届け出ていた。

同ホテルのスコット・スタッキー支配人は、「ごみ箱から食べ物を探して回る生活は本当につらかったに違いない。それなのに他人の財布を見つけて正しいことをしてくれた人は、ふさわしい行為で報いたいと思った」と話す。

そこでこの男性を見つけようと、ホテルの従業員と共に町でホームレスの人たちに尋ねて回ったという。1週間後、このうわさを聞きつけて、本人がホテルに名乗り出た。

ホテル側はハートマンさんに大きなサプライズを用意していた。感謝祭の連休中、豪華客室に宿泊してもらい、ルームサービスに加えて現金500ドル(約5万円)を贈呈。ハートマンさんはこのもてなしに言葉もなく、ただ支配人を抱きしめて感謝の言葉を伝えた。

ハーツマンさんは長年交際していた女性が亡くなって3月からホームレスになった。注意欠陥・多動性障害(ADHD)のために安定した仕事に就くのが難しく、最近はアトランタ郊外の森で寝泊まりしていたという。ホテルを出た後は列車でアラスカに向かうつもりだと話している。


 
まるでオー・ヘンリーの小説にでも出てきそうなお話・・・
しかも、アトランタで起きたそうです~

悲惨な事件が後を絶たないアメリカですが、、、
クリスマスを前に素敵なお話だと思いました。


 


このホテルの支配人、スコット・スターキーさんと
ホテルの従業員たち、、、
町のホームレスの人たちにお財布を届け出た男性について
聞いてまわったというのです~

協力したホームレスの人たちと、、、
探した側の従業員の方たちの間では、、
一体感が生まれたのでしょうね~

こんな町の片隅で起きた小さな出来事を取り上げたCNN
にもちょっと感激~

これを機に、ハートマンさんがアラスカで新しい人生を始められたら、
と願わずにはいられません~