今はスマホで気軽に自撮りが出来て

その画像をいつでも見ることができる。


カメラ付きガラケーやスマホの普及で

自撮りが当たり前のことになった。

 

いつでもどこでも自撮りをしたり

映えるものを撮影できる。


おかげで

A面の写真もたくさん撮れて

いつでも見られる。

本当に便利ですね。



30年以上前は

写真といえばフィルムカメラしかなかった。

女装した写真は

フィルムカメラでタイマーでセルフ撮影。

しっかりと構図とピントを決めて

シャッターを推したら急いで立ち位置に行ってポーズ。


どのように撮れているかは

現像して写真が出来上がるまでのお楽しみ。

フィルムはだいたい24枚撮り、多くて36枚撮り、

フィルムの値段も安くは無いので

失敗は許されない一発勝負の繰り返し。

あの緊張感よ。


そのフィルムの現像は

写真が趣味の人以外の一般人には出来ないから

写真屋さんにフィルムを持ち込んで現像をお願いする。


現像してもらった写真を受け取るときに

他人のものと取り違いがないように

「写真をご確認ください。こちらのお写真でお間違いありませんか?」って写真屋さんとともに写真を見て確認するのですよ。


その写真が女装写真だと、

写真屋さんに女装姿を晒すことになるのですよ。

現像をお願いするときに名前と連絡先を書いて申し込んでるから、

事実上、おいらが女装していることを写真屋さんにカミングアウトしてることになるのです。


名前は仮名にすればと思うでしょ。

でも、当時はまだ携帯電話さえ一般的ではなく持ってないし、

実家暮らしだと実家の固定電話にかかってくることがあるから仮名も使いにくかった。


それでもね、

やっと買った服を着ている姿を撮っておきたくて、

フィルムカメラで撮影して

写真屋さんに現像してもらってた。


で、すぐに気付いた。

どうせ写真でバレてるんだから

現像依頼や写真受け取りを

いっそのこと「好きな服」で行ってしまえ!と。


そんなことをしているうちに

デジタルカメラというものが一般的になって、

セルフ撮影したものをすぐに確認できて、

しかもパソコンで印刷できるようになって、

全てが個人で完結できるようになり

デジタル技術の進歩に本当に感激したものです。

デジカメは多少高くても画素数の多いのを買ったね。


デジカメ時代でも、

一般的にはフィルムカメラの代わりに使うだけだから、

自撮りなんてしてる人は居なかった。

1人でセルフ撮影してる人も

観光地でさえほぼ居なかった。


自撮りや1人でのセルフ撮影が一般的になったのは

スマホが普及してから。

今では街中でスマホで自撮りしてても全然当たり前のことだから、

本当に良い世の中になったと思う。


そして

多様性や個性の尊重というのとで

男性が女性の服を着たり女性的な姿をしやすい世の中になった。


やっと

時代が俺たちに追いついて来たな

(笑)


やっと過ごしやすい世の中になってきたのだから、

周りに迷惑をかけないようにしながら

これからも趣味を楽しんでいきたいと思います。