新型コロナウイルスについて。
放送では度々触れていますが、大事な話をツイッターで短文でまとめるのが苦手で、ブログを書いております。
近所のスーパーからトイレットペーパーが消えました。
驚きました。
時事.comによりますと、
新型コロナウイルスの感染拡大を受け、「トイレットペーパーやティッシュの原材料がマスクに使われる」とのデマが広がり、全国的にこれらの紙製品が品薄となっている、とのことです。
https://www.jiji.com/jc/article?k=2020022801374&g=soc
ウイルスが怖いのはもちろんですが、一番怖いのはこういった、集団的な恐怖心ではないかと思いました。
病院や介護現場など、本当にトイレットペーパーが必要なところに届かなくなったら…?買い占めをやめないと、もっと困ったことになってしまいます。
今日、昼間の予定がなくなったので、久しぶりに家でゆっくりワイドショーを見ていました。
もちろん今日は各局「政府からの休校要請」について時間を割いていました。
意見は「英断」といった賛辞と、「あまりに急すぎる」「感染者が出ていない地域で休校にする意味あるのか」などの疑問と、分かれていました。
正解のないことですから、どっちとも言えないと思ってしまいました。
今はまだ正解がわからない、1ヶ月2ヶ月とたった時に、初めて英断だったのか、やり過ぎだったのか、わかるのだと思います。
今にして思えば、東京マラソン2020の一般参加中止を早々に決めたのは英断だったのだなと。
また、どなただったか、「政府が検討段階にあると”遅すぎる”と叩き、決めて発表すると”急すぎる”と叩く、結局叩きたいだけ」といったことをおっしゃっている方もいましたが、表現の自由は憲法で保障された権利ですから、政府に対して意見を言える環境であるということは良いことなのではないかと思ったりしました。
自分が気になるのは、ついこの前の火曜日に「基本方針」を示して、イベントなどの「一律の自粛を求めない」とあったのに、翌日には「自粛を要請する」となり、また翌日には「休校の要請」になったことに対して、後手後手に回っている印象は否めないということです。基本方針ってなんだったのかしらんと思わざるを得ない。
そして気になったのが、現状、検査が容易ではないということですね。
東京新聞によると、6時間の感染診断を15分に短縮する新機器の開発が進んでいるそうです(https://www.tokyo-np.co.jp/s/article/2020022601001706.html)。
自分も周りも「感染しているか、していないか、わからない」のが一番不安で、恐怖心が募るのだと思うので…新機器の開発には政府も予算を割いてほしいなと思ったりしました。
そしてお家でゆっくりされる方は、テレビをずっと見ているのも疲れるかもしれないですから、こういう時こそラジオを頼りにしてほしいなと思います。憂鬱な気持ちは免疫力も下げるでしょうから、悲観的にならずに、対策していけるといいなと。みんな「これ以上感染が広がらないこと」、「早く収束を迎えること」の気持ちは一緒なので。
敵はウイルスであって、人間ではないですから。
私も自分でできることをしつつ、また元気に来週の放送に出たいと思います。
P.S.お知らせしておりますトークのグループレッスンですが、3/19(木)19時〜ボイトレ編、3/21(土)13時〜スピーチ編、どちらも少し先なので、開催予定でおります。今後の状況が悪化するようなことがあれば中止も考えています。その際はストアカから返金されますのでご安心ください。
トークレッスンHP→https://hanashikata-kyoushitsu.com