Newsに挑戦第21回アフガニスタン・中村哲医師襲撃事件

WEBラジオ『五戸美樹のNewsに挑戦』第21回＜中村医師＞配信スタートしました。

五戸美樹のNewsに挑戦 第21回「30分でわかる！アフガニスタン・中村哲医師襲撃事件」

【YouTube】

https://youtu.be/Z-jzeb0ei2U

【Himalaya】

https://www.himalaya.com/en/episode/359953/82821704

第21回　2019年12月20日収録

アフガニスタンで人道支援活動を続けるＮＧＯ「ペシャワール会」の現地代表、中村哲医師が12月4日、東部ナンガルハル州を車で移動中に銃撃を受け、亡くなりました。地元警察は9日までに、事件に関わった疑いで男２人を逮捕したということです。

なぜ中村医師が狙われたのか。海外で人道支援を行う日本人を守る方法とは。

解説はおなじみ宇田川敬介氏。

（年内に配信したいと思っていたので「今年」が2019年をさしています。まぎらわしくて申し訳ありません）

■事件の概要

■日本人による人道支援活動

・JICA（ジャイカ＝国際協力機構）やJICS（ジックス＝日本国際協力システム）

・スーダンには自衛隊

・支援している人は、同じ危険性を持っている

■ペシャワール会とは

・1983年に発足。医療はもちろん、水源確保に力を注いでいる

・アフガニスタンは2000年から大干ばつ

・当時、2500万人の人口で、1200万人が被害を受けた

・命を守るための水の確保が、用水路の建設に発展した

■日本の治水技術

・中村さんは江戸・戦国時代の技術を使っていた

・武田信玄の例

・アフガニスタンも山岳地帯＝山城の井戸技術

・日本による海外支援は、戦前も戦後も、インフラ整備から

・道路を作るのではなく、生活を作る

■なぜ狙われたのか

・Aさんの土地に川が流れ、Bさんの土地に流れないと、どうなるか

・モスクが介在することで行き渡っていた水

・飲み水は行き渡っても、農業用水はどうか

・用水路は「高いところから低いところ」が基本

・結局人間関係

■日本と他国の価値観

・日本人が考えがちな発想「水も道もみんなのもの」

・価値観を押し付けることはできない

・道路を作るとき、道路が通らないところに話をする

■大干ばつ時と今

・時間とともに変化する感情

・モスクの指導者の代替わり

■支援者を守るための支援

・お金がなくても、情報の支援はあってしかるべき

・外務省と大使館と支援者での情報共有

＊番組へのご意見ご感想は、五戸美樹オフィシャルメールアドレスへ

gonohe_official@yahoo.co.jp

＊宇田川敬介氏・・・1969年東京都生まれ。中央大学法学部を卒業後、マイカルに入社し、法務部にて企業交渉を担当。その後国会新聞社に転職し、編集次長に。現在はジャーナリスト・作家として活躍。日本ペンクラブ会員。近著に『パナマ文書公開とタックス・ヘイブンの陰謀！（青林堂ビジュアル）』『習近平の肖像』（飛鳥新社）など。

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