福岡県北九州市に行ってきました。

 

土曜に福岡で仕事があり、延泊させてもらって、小倉へ。

そして門司、八幡へ。

平成30年7月豪雨で被害を受けた場所です。

 

先の豪雨では、被害が大きかった広島・岡山・愛媛はもちろん、

岐阜、滋賀、京都、奈良、大阪、兵庫、

そして高知、山口、さらに、福岡、佐賀、宮崎、鹿児島と、

広い範囲で被害がありました。

 

日曜がオフだったので、

ボランティアを募集しているところを探してみたのですが、

市内に住んでいる人限定のところが多く、

(参考:真備町でボランティアの受付開始<NHK NEWS WEB>

 https://www3.nhk.or.jp/lnews/okayama/20180711/4020000723.html )

 

ボランティア活動でない形で何かできないかと思った時、

東日本大震災の時に「話を聞いてほしい」

「発信してほしい」という言葉をいただいたのを思い出し、

行ってみて、もし話したいという方がいたら、お話を聞けたら、と。

 

もちろん、野次馬になってはいけないので、悩みましたが、

北九州で働いている友人がいるので、

土地勘のある友人に話を聞くだけでもと思い、行ってきました。

 

 

北九州市では、門司区や八幡東区などで土砂災害がありました。

門司区ではお2人、60代のご夫婦が亡くなっています。

(参考:西日本豪雨、九州の犠牲者6人に<西日本新聞>

 https://www.nishinippon.co.jp/nnp/national/article/431563/ )

 

 

市内は一見、日常を取り戻していて、観光地の門司港は日曜ということもあって、とても賑やかでした。大変な暑さでしたが。

 

 

 

 

 

 

ただ、門司港から走り出す観光トロッコ列車「潮風号」は7月15日現在も運休中。

潮風号の事務局の方にお話を伺うことができました。

 

「線路内土砂流入」とHPにも記載がありますが、レールの上に10箇所以上も土砂が入ってしまったそうです。

 

潮風号は「平成筑豊鉄道」の運営によるもの。

平成筑豊鉄道は、田川線が運休中で、「複数の箇所で災害が発生しており、復旧まで相当の期間を要す見込み」と発表されています。

(平成筑豊鉄道HP: http://www.heichiku.net/heichiku/ )

 

山の中を走るのが魅力的な鉄道でありますが、”相当の期間”となると、観光列車である潮風号は、もっと時間がかかってしまうのであろうかと…夏休みは一番お客さんが入る時期なのに…。

ただ、ボランティアでどうにかできるようなレベルのものではなく、業者による土砂撤去作業が必要だそうで、待つしかない、とのことでした。

 

6日からの雨は尋常でなく、事務局の方は通勤中にバスごと浸水してしまったそうです。

 

一週間後の今日は、浸水があったと言われなければわからないほど、きれいでした。

風評被害で観光客が減ると観光地には大打撃になりますので、

行って、お金を使う、ご飯を食べてお土産を買うというのも、役に立てることのひとつかなと、思いました。

 


続く