大阪北部地震があったばかり、

もっといえば、福岡県朝倉市などの九州北部豪雨は昨年、

広島市安佐北区・安佐南区の広島土砂災害も記憶に新しく(2014年)、

熊本地震からもまだ2年だというのに(2016年)、

西日本で、こんなに広範囲に、たくさんの方が被害に遭うなんて、

信じられない、嘘であってほしい、そんな思いも虚しく、

ニュースを見る度に、被災者人数が増えていく…辛いです。

 

「死者126人、不明79人 平成最悪の被害、西日本豪雨」(朝日新聞デジタル)

https://news.yahoo.co.jp/pickup/6289367

 

 

特別警報は、数十年に一度の天候で、直ちに命を守る行動をとるべき時に出される警報ですが、11府県に出されたというのも過去に例を見ないこと。

 

そして愛媛県は、特別警報が出る前に、土砂災害など甚大な被害が発生していました。

「『特別警報』前に被害…災害情報伝達の難しさ浮き彫りに」(産経ニュース)

https://www.sankei.com/west/news/180709/wst1807090085-n1.html

 

大雨警報は出ていました。「特別警報が出ていないから避難しない」という考えでは、間に合わないことがある…他人事ではないと思いました。

 

 

広島・安芸郡の総頭川は氾濫し、川の近くに住む方は「ヤバイ、と思ったら1,2分で水があがってきた」と話されています。

荷造り中「1、2分で水が」避難準備中ヤバイ 広島(日刊スポーツ)

https://www.nikkansports.com/general/nikkan/news/201807090000205.html

 

 

平成も30年のこの時代に。江戸や明治ではないのです。川が氾濫しないよう、あらゆる対策が行われている現代で、雨で激甚災害が起こる…自然の恐ろしさを痛感せずにはいられません。

 

 

ニュースを見るのも新聞を読むのも辛いです。

東日本大震災を思い出してしまいます。

 

そんな中、SNSでフォロワーの方から「何もできないのが辛い」とリプライをいただき、私が辛い辛いと言っているだけではダメだと、思い直しました。

 

東日本大震災の時も、被災地で津波被害に遭わなかった方が「生き残ってしまって申し訳ない」と罪悪感を持つ方が多くいらっしゃいました。亡くなった方に思いを馳せても、生を否定しないでほしい…。

 

今回の西日本豪雨でも、自分はこんなことしていていいのかと、自分の日常を否定してしまう方を多くお見受けしますが、いつも通り仕事をすることで、経済活動を止めないとも考えられるし、日常を送りながら、できることを探すこともできると思うのです。

 

元気な人が辛くなっていては、被災地を支えられない!

病んでいる暇はない!

そう発信していきたい。

 

 

*「おはなしころりん」の募金活動がはじまりました

 

東日本大震災で津波の被害が大きかった岩手・大船渡で、震災後から今も、読み聞かせなどボランティア活動を続けている「NPO法人おはなしころりん」。頼もしく、心からリスペクトする大好きな方々です。

 

こちらの口座は、「おはなしころりん」のリーダーで、私も岩手に行く度にお世話になっている、江刺(えさし)さんという方の、募金専用口座です。

 

「おはなしころりん」を通して募金されたい方は、ぜひお願いします。

郵便振込 【口座番号】 02260-8-114405 【加入者名】 江刺 由紀子

 

 

*Yahoo!基金もはじまっています

 

平成30年7月豪雨緊急災害支援募金

https://donation.yahoo.co.jp/detail/1630036/

 

被災都道府県もしくは被災市町村への義援金を予定しているそうです。

募金にTポイントも使えます。

 

 

*日本赤十字社による義援金の受付がはじまりました

 

「平成30年7月豪雨災害義援金」

http://www.jrc.or.jp/press/180709_005335.html

 

義援金は全額、被災地に届けられるそうです。

 

 

*ボランティア準備について

災害ボランティアセンターが被災各地で立ち上がり始めています。

 

東日本大震災から長期に渡って活動している「遠野まごころネット」による、ボランティア保険と持ち物の説明がとてもわかりやすいです。

http://tonomagokoro.net/lets-volunteer/attention

 

 

 

一番怖いのは、無関心。

でも考えすぎて病んでしまうのではなく、「できること」を発信したい。

例えば「自宅や勤務先の近くの川が氾濫したら?」とか「この丘の土砂が崩れたら?」と、対応を考えることも、「できること」に入ると思います。