ご存知の通り、今日18日、朝7時58分に、関西地方で最大震度6弱を観測する地震がありました。
この地震によって亡くなった方は4人に、負傷者は300人以上にのぼるということです。(朝日新聞デジタル:
https://www.asahi.com/articles/ASL6L5DRZL6LPTIL061.html )
高槻市、茨木市、吹田市では被害が相次ぎ、また、電車が止まってしまったことで、午後6時ごろの大阪市新淀川大橋では、列を作って歩いている様子が報道されています。
(FNN: https://headlines.yahoo.co.jp/videonews/fnn?a=20180618-00394564-fnn-soci )
私は今日打ち合わせと収録が重なりバタバタしてしまって、ツイッターで時間がたってから「大丈夫ですか?」とつぶやくのは違う気がして、かといって何も発信せずに今日を終えるのは心苦しく、とはいえ140字ではおさまらないので、悩んだ結果ブログを書いているのが今です。
取材に行けているわけではないので、新しい情報は発信できないのですが、今日偶然お会いした大阪の公務員で、東京に出張でいらしていた方は、出張を早めに切り上げて、動き出した新幹線で帰阪されました。新幹線、再開直後は、指定席をすべて自由席に切り替え、それでも乗車率が100%を超えるような状況だったそうです。
大阪と京都の府境に住んでいる親戚と、大阪に住んでいる親友は無事でしたが、帰宅には2時間半かかったとのことでした。茨木駅の破損は激しく、復旧にはしばらく時間がかかるかもしれません。
気象庁からは繰り返し「余震に注意」と言われています。熊本地震は一度大きな地震があってから、本震があったのは記憶に新しい…余震に気をつけていただくとともに、関西地方以外も、いつ地震が起こってもおかしくないので、改めて考えたい、考えましょうと言いたいです。
ラジオの生放送中に地震があると、まず最初に「落ち着いて、身の安全を確保してください」と言います。落ち着いて、今いる場所の中で一番安全なところを探して、そこに行っていただく、ということです。
キッチンなら食器棚を離れてリビングへ、職場なら大きな棚から離れて机の下へ、といったように、一番安全なところは、場所によって違います。「あなたはあちらへ」と放送で言えたらいいのですが…そうもいかないので、冷静に、落ち着いて、今いる場所で一番近くの一番安全なところへ移動をぜひお願いします。
またラジオでは、「車を運転中の方は、ハザードランプをつけて、ゆっくりスピードを落としてください」ということも言います。急ブレーキによる事故が怖いからです。
そして大事なのは、寝室に、倒れてくるものを置かないこと。どんなに置き場所がなくても、寝室だけは何も倒れてこないように…阪神大震災は早朝、寝ている方が多い時間の地震でした。
防災グッズの見直しも今一度行いたいところ。
ニッポン放送の防災グッズは本当におすすめです。
https://www.jolf-p.co.jp/shop/special/bousai/
キャリーバッグの中に必要なものがセットで入っていて、そのキャリーバッグは給水の水を入れられる仕様になっていますので、震災の時に大事な水を、バケツではなく、ゴロゴロして運べるという、本当に便利なものです。
あとは、帰れない時に、無理して帰らない、という選択肢も考えたいと思います。
たとえば電車が止まっているから、飲んで帰るという方もいて、それをこんな時になんでと言う方もいらっしゃるとは思いますし、確かに泥酔するのは余震に気をつけられなくなるので良くありませんが、ライフラインが通常通りなのであれば、経済活動を止めないと考えることもできますし、何より”待つ・歩く”は疲れますので、状況を見つつ、無理して帰らないという選択肢もあると、覚えておきたいなと。
(もちろん、お子さんがいたり、介護している方で、帰らなければならない方もいらっしゃるのは存じております)
これ以上被害が広がりませんように。大きな余震がありませんように。願うばかりです。