5/22Buono!横浜アリーナ

「Buono!ライブ2017 ～Pienezza！～」＠横浜アリーナに行ってきました！

開演前の人だかりったら！1万5千人ってやっぱりすごい！

入り口スクリーン。

グッズの「Buono!オリジナルライト」。

鈴木愛理ちゃんソロマフラータオル。

（誕生日プレゼントにハロ友からいただいてしまいました(T_T)感謝m(_ _)m）

楽しみだけど、寂しい・・・

嗣永桃子ちゃんの引退に伴い、実質ラストになったBuono!のライブ。

「ラストライブ」とか「解散」とはうたっていないことから、もしかしたら最後じゃないんじゃないかと、淡い期待を抱いていたところもありましたが、ライブタイトル「Pienezza（ピエネーッツァ）」は「おなかいっぱい」という意味で、鈴木愛理ちゃんのブログでも頻繁に「Buono!のラストライブ」「Buono!も終わっちゃう」と書いているのを見て、やっぱり終わっちゃうんだなぁと、寂しさ半分・楽しみ半分で、行ってきました。

360度の大歓声

中央ステージを360度ぐるっと囲む1万5千人が『恋愛♥ライダー』に『Bravo☆Bravo』からの『じゃなきゃもったいないっ！』でオープニングから大熱狂！

若い女の子が多かったので、世代じゃないと思うんですが、きっとさかのぼって予習してくれたんですね。

そのままバラエティ番組なVTR

Buono!は映像も素晴らしくて、「Buono!全曲早喰い対決」と題して行われたゲームは、曲タイトルが出たら、おもちゃのマイクを最初に取った子に歌う権利が与えられ、そのタイトルの歌をサビでもAメロでも歌えたら勝ち、ご褒美にまかないが食べられる、というものでした。

リーダー嗣永桃子ちゃんの”まわしっぷり”、鈴木愛理ちゃんの良い意味でヘラヘラした感じ、夏焼雅ちゃんの可愛い食レポ、本気すぎてマイクを破壊したり、ピザの上に落としちゃったり、バラエティとして実に完璧！（このままThe Girls Liveに持っていきたい）

℃-uteを知らない人はいない！

そしてステージには、夏焼雅ちゃんの「PINC CRES.」（ピンククレス）（1stアルバム「crescendo」6月28日発売決定！）、嗣永桃子ちゃんの「カントリー・ガールズ」、さらに鈴木愛理ちゃんの「℃-ute」が登場！

岡井千聖ちゃんは「みんな私たちのこと知ってる？」みたいなことを言っていたけれど、いやいや、知らない人いませんから！と思いますね。『Kiss me 愛してる』のイントロが流れた瞬間の会場の興奮すごかったですから。

持論：鈴木愛理は国民栄誉賞

℃-uteの皆さんがブログで、℃-uteもBuono!も学業も、全てを両立してきた愛理ちゃんにねぎらいの言葉をかけていて、そんななかでも「一度しか弱音を吐かなかった」というのが、愛理ちゃんの強さであり、負けず嫌いな彼女の℃-uteへの信頼だなぁと思いました。

今だって、前日は℃-uteの春ツアーで、ナルチカも並行中で、明日は℃-uteのシリアルイベントで、モデル業もあって本も出して（「Ray」と「あいりまにあ」今日発売！）、そんな中でBuono!が完璧な愛理ちゃんは、国民栄誉賞ものだと私は思います。推しだからとかではなく、お世辞抜きで！

あの時が蘇る！生演奏

映像では「懐かしの動画」として、かつてのピザーラのCMが流れ、さらに『泣き虫少年』の演奏に挑戦するVTRも映し出されたと思ったら、中央から楽器を持ったBuono!が登場！イントロを生演奏してくれました。これは楽しい！！

バンドメンバー「Dolce」の皆さんのハートに響く演奏とあいまって、まばたきするのがもったいない程のカッコ良さで『JUICY HE@RT』、『ロッタラロッタラ』。

メドレーでは『Early Bird』や『みんなだいすき』が聴けて、『ロックの神様』も外せないし、『夏ダカラ！』が聴けたのも嬉しかった！

手紙に涙・・・

終わることを忘れてしまうほどの楽しさだったんですが、再び映像コーナーになり、そこではバンマスのejiさんがサプライズ登場し、手紙で３人へのメッセージとともに「もうDolceとBuono!でできないのは悲しい」と語られ、急にまた「あぁ本当に今日で最後なんだ」と、実感・・・

そこからの、アコースティックverで『I NEED YOU』は、泣かずにはいられませんでした。

WE NEED Buono!

これまでこの曲は、別れを歌う恋の歌だと思っていました。いや、恋の歌には違いないんですが、昨日は、ファンとBuono!の歌だった。

「さよなら」なんて苦手だよ

「またね」って言葉だけが好き

ほんとは２度と会えないくせに

忘れるなんてムリだけど

嗣永桃子ちゃんがまっすぐ前を見つめて歌う姿が、目に焼き付いて離れません。

瞳を震わせる”いねむり”

アンコールの『Kiss!Kiss!Kiss!』では、途中”いねむり”をする定番の演出で、いつもはワチャワチャ賑やかになるのに、３人が肩を寄せ合って目をつむると、”寝言”が流れました。

鈴木愛理ちゃんの寝言は「Buono!はこの３人じゃないとダメなんだよ」。目を閉じながらも、流れる涙を抑えきれず、震えていて。

もらい泣きしなかった人はいないと思う。

夏焼雅ちゃんは、愛理ちゃんへの感謝を語り、「ももは…」と言い出した途端、目覚まし時計がジリリリリ！嗣永桃子ちゃんが怒ったふりをして爆笑。涙あり笑いありの、史上最高の『Kiss!Kiss!Kiss!』でした。

ラストはデビュー曲『ホントのじぶん』。天井からメンバーカラーの風船が落ちてきて、1万5千人に手を振られながら、Buono!、そしてDolceのライブは終演となりました。

（黄緑は取り合いになったという…）

昨年、武道館公演を成功させた時も書いたけれど（HUSTLE PRESS）、Buono!なら天下を取れると、私は今でも思う。

Dolceも含めてBuono!と考えると、ボーカル３人のガールズロックバンドって新しいし、「アイドルだってなめてんじゃねーぞ」（「We are Buono! ～Buono!のテーマ」より）で食わず嫌いの人にも楽曲で好いてもらえるはずだし、なにより３人の歌とダンスが完璧で、キレイで美しくてカッコ良くて、顔も可愛くてスタイル抜群。

夏フェスに出たら絶対人気に火がつくし、アリーナツアーだってできたと思う。

ハロプロの子に限らず、アイドルの子みんなに見てほしいし、このアイドル戦国時代、アイドルになりたい子がほとんどみんなアイドルになれる良い時代になったけれど、だからこそ、アイドルであることに甘えずに歌とダンスを極めてきたBuono!、あるいは℃-uteには、お手本として君臨していてほしかった。

私の勝手なワガママですが(^^;

でも、今回「ラストライブ」や「解散」と明言していないことに、少しの光明を見ていて、Buono!が最後になるのは、嗣永桃子ちゃんが引退するからで、嗣永桃子ちゃんの引退は「卒業以降の芸能活動を控える」という表現で、２度と芸能界には戻りません、なんて言い方はしていないので、「活動休止」と捉えることもできるのではないかと。

彼女が以前から目指したいと言っていた教育の仕事もがんばっていただいて、また歌いたいなと思ってくれたら、15周年とか20周年とか、節目のライブをしてくれたら、またみんな集まるよって。

ハロプロ好きじゃない方には伝わりづらいかもしれないけれど、例えば幼稚園の頃から私たちが見守っていた卓球の福原愛選手が、競技を15年続けて、メダルがすぐそこですみたいなタイミングで、有終の美を飾る、みたいな感じに見えるんですよ。（あくまでも例えで、実際の福原選手は五輪でメダルを獲り、現在も引退はしていませんが）

去年の武道館でのライブが、４年ぶりの単独公演でした。

４年待てたから、４年でも５年でも待てるよ、って、私は言いたいんです。

ずっと忘れない。ありがとうBuono!！！

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