今週のヲタ活報告を書こうと思っていたんですが・・・

昨日から衝撃的なニュースが立て続けに入ってきました。

 

アップアップガールズ(仮)から、仙石みなみちゃんと佐藤綾乃ちゃんがグループを卒業する事を発表し、今日はモーニング娘。'17の工藤遥ちゃんが、グループ及びハロプロを卒業することを発表しました。

 

アプガは7月のツアーファイナル以降、工藤遥ちゃんは今年の秋ツアーが最後だそうです。

 

今年は辛い一年になると思っていました。

℃-uteの解散と、嗣永桃子ちゃんの卒業を今年6月に控え、そんな中、千晃さんのAAA卒業があり(AAAはアイドルではなくアーティストですが)、先日は初めて教え子が卒業をするという経験をし(Flower Notesの藤井愛願が卒業します)、そこに来てアプガ、そしてくどぅー・・・。

 

ショックが大きいです。

 

 

どうしてアイドルは卒業するんだろう。

 

スポーツ選手の引退はわかります。

身体的な限界や年齢的なものから、悩みに悩んで引退を決意し、それを経て、そのスポーツの解説になったりコーチになったりする…。

 

アイドルの卒業は、スポーツ選手と違って、戦力外通告があるわけではなく(まれにあるという噂もありますが、あくまでも噂)、続けたいのに体が限界というわけでもなく(もちろん体調が理由な場合も多々ありますが)、基本的には、続けるか卒業するか、選べるわけです。

 

俳優も芸人も歌手も小説家も、基本的にはそうですよね。

 

しかし、アイドルは卒業をする・・・

 

「卒業」というと聞こえが良いけれど、「脱退」ともいうわけで・・・。

 

 

私はアイドルが好きです。

応援しています。

でも、終わりを見るために応援しているわけじゃないんです。

 

アイドルを応援するということは、イコール「刹那的なもの」だと解釈している人もいます。

「どんな決断でも、応援するのがヲタ」だと言う方もいます。

そう考えられる方を尊敬するし、うらやましく思います。

 

私は、アイドルであるその子のステージが魅力的だと思うから、もっと見ていたいから、もっと大きなところに立たせてあげたいから、応援している・・・いつか辞める日のために応援してるんじゃないんだよって・・・

 

それに、正規メンバーのあるグループは、同じメンバーのままやればやるほどパワーアップするのを見ていて・・・そこで欠けたり解散したりするのは、あまりにもったいない、と。

 

でも、そう思うほど辛くなるのは自分で。

ただのエゴなのかもしれない。

 

 

「人生はその人のもの」だから止めることはできない、という話もよく出ます。これには異議を唱えたいところがあります。

芸能の世界において、我々所属タレントは「商品」なので、自分の人生は自分のものであって自分のものではないわけです。自分のためにたくさんの人とお金が動いているからです。自分の好きにしたいのであれば、はじめから芸能プロダクションに入らない方が良いです。

 

そういう状況で、今回卒業を発表した3人は、それぞれの事務所が背中を押してくれていて、卒業が下半期という計画的なもので、ホッとした部分もおおいにあります。

 

そして、思えば私も、会社を辞めているのです。

 

会社員の、一日8時間という勤務形態で仕事を増やすことに限界を感じ、個人事業主として歩む道を選びました。会社と何度も話し合い、背中を押してもらいました。感謝しかありません。

 

でもアナウンサーを辞めるつもりはありません。死ぬまで食らいついていく所存です。

 

アイドルは、ずっとアイドルでいちゃいけないんでしょうか。

 

大人になっても、ソロ活動が増えても、結婚しても、出産しても、グループを存続させるアイドルグループだって、あって良いはず。きっとすごい爆発力になると思うのです。