土日の休みを利用して、岩手県大船渡市、そして陸前高田市に行ってきました!
昨年までの東北ブログまとめ
*2012年
http://www.1242.com/blog/gonohe/2012/02/4.html
*2013年
http://www.1242.com/blog/gonohe/2013/03/
*2014年
http://www.1242.com/blog/gonohe/2014/03/2014-11.html
*2015年
http://www.1242.com/blog/gonohe/2015/03/15-9.html
震災後、ボランティアで一緒に活動した事が縁となり、昨年結婚したHくんとSさん。
二人の門出を祝うべく、三陸鉄道の貸切宴会列車が企画されました!
コチラ↓は通常の三陸鉄道
しかし、お二人は今、大分県の湯布院に住んでいます。
大分も、熊本を中心とした大地震で被害に遭い、
湯布院にも避難所が開設され、避難されている方がいます。
HくんとSさんは、大船渡でのボランティア経験を生かして
高齢の方の避難所へ送迎するなど、お手伝いをしているそうです。
本領発揮ですね。頼もしい新婚さんです。
貸切列車の運行は延期にしようかという話もあったんですが、
だいぶ状況が落ち着いてきたという事で、
予定通り開催することになり、
華々しく宴会するのではなく、「大船渡と九州を結ぶ応援列車」として運行されました。
盛(さかり)駅発、釜石(かまいし)駅行きの往復です。
三陸鉄道は、あのあまちゃんに出てきた列車ですね^^
2014年4月に全線復旧しました。
参加者には、新郎新婦の他にも既に九州で活動している方がいて、
車内で活動報告が行われました。
報告された注目の活動に「こころをつなぐ『よか隊ネット』という団体があります。
こちらは、熊本地震の前から活動しているNPO法人やボランティアがチームを組み、
支援を展開するための団体です。
地元の団体は地域とのつながりを持っている、
ただ、地元団体も被災している、
そこで、被災地以外で活動している団体が参加し、
補完的に支援活動を進められるよう、民間ネットワークとして立ち上がりました。
*こころをつなぐ「よか隊ネット」
https://www.facebook.com/yokatainet/
上記↑は、新しいページなのでまだ投稿がありませんが(4/26現在)、
既に、指定避難所に入れず、車中生活を行っている方への
物資配布と炊き出しを行っているそうです。
今後も、公的支援の手の届かない、民間レベルの支援が実施されます。
現地では徐々に物資が足り始めているため、
今後は資金確保が重要になると思われます。
「こころをつなぐ『よか隊ネット』」に参加している団体の一つ、
公益財団法人 共生地域創造財団が代表して支援金を募っています。
(共生地域創造財団は、東日本大震災後、復興と地域支援のために発足した団体)
*公益財団法人 共生地域創造財団 熊本災害支援 寄付受付先
http://from-east.org/donation/kumamoto/
そして、新郎新婦が住んでいる湯布院は、比較的落ち着いてきたとの事でしたが、
観光地のため、GW中の売上が見込めない事が大打撃になる模様です。
今すぐは無理かもしれないけれど、ぜひ湯布院に遊びに来て下さい、
それが支援になりますと、教えていただきました。
*湯布院温泉観光協会
さて、貸切列車では、新郎新婦の門出を少しでも祝いたい、という事で
「落ち着き」がふるまわれました。
↓写真手前のあんこ餅が「落ち着き」です。
「落ち着き」は、来客のもてなしにお餅をご馳走するという、
古くから気仙地方に伝わる慣わしです。
こちらは、大船渡の「おもてなし隊」によってふるまわれました。
震災後に発足した、大船渡の魅力を伝えるために、地元の方ががんばっている団体です。
*おもてなし隊
https://www.facebook.com/Ofunatoomotenashitai/
そして今、三陸沖ではホタテが旬です!三陸のホタテはおっきい!
車内はこんな感じでした↓
↑九州でおなじみの焼豚ラーメンいただいちゃいました。
そして、恋愛のパワースポットと言われる名物駅「恋し浜」で、
HくんSさん、本当におめでとうございます!末永くお幸せに。
そしてこれからも大分での活動、がんばってください!
東北の旅レポ、続く。