水！
とだけ言って、
お子さんから差し出されたコップに
ああ、水が飲みたいのねと、
察して、水をいれてあげる
なんてこと、してませんか？
え？
何か問題が
あるの？
大ありです！
今年の８月から
通い始めている小学生に
少し慣れてきたので
作文の宿題を出したところ、
ちゃんとやってきました！
教室に入ってきて
席につくと、
そそくさとその作文を
わたしの目の前に広げました
無言で！
わざと、何？どうしたの？
と聞いても、
作文！
という、単語が返ってくるのみでした。
きっと、冒頭の投げかけに
え？
何か問題が
あるの？
と、考えたお父さん、お母さん方は、
何の疑問もなく、
その作文に目を通し始めるかもしれません。
それ、
お父さん、
お母さん以外にやっても
通用します？
思い浮かべてください！
友人知人と会食をしていて、
グラスが空いてしまい、
水を注いでほしいと思った
友人知人が
あなたの目の前に
注げといわんばかりに
無言でグラスを差し出す光景！
は？！
水でも欲しいわけ？
一言、言いなさいよ
失礼ね！
って、思いませんか？
じゃあ、一言でいいなら、
同じシチュエーションで
水！
っていってくれれば許せる？
わたしなら、水が何？
何様やねん！と
思って、ムカッとくる。
うちの子、
あまり、お話が上手じゃないんです。
あまり、作文が上手じゃないんです。
っていうケースの中には、
日頃の単語での
コミュニケーションを成立させちゃってることに
原因があるということも結構あります
単語で答えても
それを聞いた人が
先回りして、
自分の意思を
くみ取ってくれる
楽なコミュニケーション
それが
日常的に通用するなら、
これが普通なんだと考えてしまうでしょ
子どもを責めることはできませんよね
うちの子、
あまり、お話が上手じゃないんです。
あまり、作文が上手じゃないんです。
っていいながら、
お父さん、お母さんが
その原因を作っちゃってる可能性もある！
作文を無言で差し出した小学生は、
時間内に、自分で考えて
作文を
確認してほしいです！と
単語ではなく、文章で
自分の意思を
伝えてくれましたよ。
随分と、耐えて待ったけど、わたし！笑
にんにん！
出典：陶芸K-工房 こうちゃんのブログ
確かに、忙しい毎日の中、
単語でのコミュニケーションを
ついつい、
スルーせざるを得ないことも
あるでしょう。
でも、単語での
コミュニケーションではなく
文章でのコミュニケーションを
意識させてみることは、
とっても大切なことなんですよ！
お休みの日などから、
少しずつ、
単語でのコミュニケーションから
卒業準備をしてみませんか？
