気温も湿度も年間で一番低くなるこの時期、乾燥は切っても切れない肌悩みの一つですよね
化粧水びちゃびちゃになる位につけてるのに…
クリーム塗りたくって(笑)寝てるのに…
いくつも美容液も使ってるのに…
とおっしゃられる方も
美肌ケアには角層が良好である事が必須条件なのですが、意外とそこを見落としがちなので今回は角層のお話を
そもそも角層って?という所ですが、肌の一番上の層で、肌の見た目やうるおいに関わる、見て触れられる部分です。
厚さは食品用ラップと同じ0.02mmと大変薄く、10-20層の層状構造になっていますこの層の間にセラミドや脂肪酸などの脂質が存在していて、絶妙なバランスと規則的な並びを保つ事で肌の中へ異物や外的ダメージ(乾燥、紫外線etc,,,)が侵入してくるのを防げるのです
角層の細胞には、細胞の核がないため死んだ細胞と言われますが、この角層が肌内部を守る砦ですから、角層の状態が悪くなればいくら栄養を外から与えても美肌は保たれないのです!
そして、代謝されて核が無くなるにつれて天然の保湿物質が生産されるので、しっかり【死んだ】細胞になって肌上部に出てくるのは本当に大事な事なんです
角層を育てコンディションをいい状態にもっていくことで、肌のバリア機能と保湿機能を保持できるので、角層のすみずみ、表面から10-20層先の角層の奥までを潤いで満たし、細胞と細胞の間を埋める脂質の並びを整えバランスを保つことが非常に大切ですよ(脂質の規則的な並びをラメラ構造と呼びます)
▶︎保湿機能とは、元々肌がもつ天然の保湿因子のこと!増やせば環境に揺るがない、常にベストな水分量を保てる肌に!
▶︎バリア機能とは、肌の内部の脂質のバランスを整えること!セラミド・コレステロール・脂肪酸などの3つをバランスよく増やして、角層の細胞と細胞の隙間をしっかり接着してくれると、うるおいを逃さずキープできる肌に!(=ラメラ構造を整え、修復する)
また、炊く前のお米と炊きたてのお米でよく例えられるのですが、
水分を蓄えた肌は透けるような透明感やつやが見て分かりますが、乾燥して水分を失った肌はくすんで透明感がなく見えます
見た目のくすみ感が気になる
肌が硬くなってつっぱる
毛穴の目立ちが気になる
目もと口もとのシワが目立つ
こんな実感がおありの方は特に、
角層の不調をまずは疑ってみてくださいね
お家でできるケアのひと手間としては、コットンにたっぷり化粧水乳液を含ませて、すみずみまで顔の丸みにフィットさせて、
①下から上②中心から外側へ
③脈拍に近いゆっくりとしたテンポで
基礎ケアのコットン使いが一番手軽で角層のすみずみ、奥深くまで潤いを届けますから、どんな化粧水乳液でも、効果を最大限に実感できますよ
また、夜用クリームでお手軽なマッサージをすることも、付けた基礎化粧品の効果を密封しながら血液循環まで良くするので、大変オススメですよ(ほほ以外のパーツはチカラを入れず、やさしくです)
まだまだ厳しい寒さが続きますが、つるつるなめらか角層を目指してまいりましょう
オールハンドエステ
リラックスできるオールハンドトリートメントは、人の手ならではの癒しが魅力
ソニック(超音波)エステ
1秒に100万回の超音波振動で肌代謝、血液循環を促進させます
単発でのリフトアップ感や肌のなめらかさをすぐに実感できるトリートメントコース
当サロンでは上記のメニューが角層を育むケアにはおススメです
紫外線ダメージを感じる春の訪れ前にぜひ、お試ししてみてください