リアルさが大事 | dabyonのブログ

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ども


先日、火災の避難訓練が行われました。


ウチは、年1回以上、普段より多いスタッフを早朝出勤させて

アルバイト、パート、お掃除業者さん含め

全員参加で


避難訓練を行います。


初期消火班、どこそ確認班etcの他、後は避難誘導係なのですが


今回うちは「お客様役」。


カゴ持ってお買い物している設定で


大事なのは

「スタッフという事を頭から消して『勝手に避難しない』事」。


お客様目線で、

ちゃんと声がけされたか、

誘導は的確だったか

を感じる事でした。


前回もお客様で


「誘導班誰?」と思うほど

声が聞こえず


お客様役となあなあで、照れて「言わなくてもわかるだろ」的ニヤニヤ、


お客様役も、最初から同じところに集まって「逃げればいいんでしょ?みんなで行こう」みたいに。


ウチはチーフが厳しいだけでなく

訓練の大切さ、責任感を感じる方多く


モヤッとした回でした。


トイレに行ってた設定のべらんめぇさんが

確認に来られなかったので

点呼確認でOKを出さなかったのに


当時の副ボスは

「ハイ、異常なし!」と(!?)


「ひとり足りないんですけど!」の声が皆からあがりました。

いい加減だな(´◉ᾥ◉`)


この回はガリッと大ボスから注意を受けて


今回、チーフ

「前回はべらんめぇさんが焼シしちゃいましたが、そういう事のないように!」

皆くすくす🤭したけど

笑い事でないからね😅😣


で、今回、べらんめぇさんもだけど

「誘導されないのに、先回りして逃げないように」と。


いや、実際のお客様は

そんな事言ってらんない、思い思いに、少しでも早く逃げるのが当たり前ですが


ここは訓練ですから。


私は、出口から遠い、奥まった狭い通路をウロウロしとりましたよ。


ちゃんと確認しに来てくれて


「カゴは放置で良いですから、落ち着いてこちらへ」

「そちら(火の元で)危険ですから、こちらから出て下さい」


大きくハッキリ言ってくれました。🙌👏



集合したら

業者の年配さん達が


「あの音(アラーム?アラート?機械音)気持ち悪いね(  •᷄⌓•᷅  )もっと違う音になんないのかな」

「ね〜え」


d「いや、あの気持ち悪い、嫌な音が重要なんですよ。危機感ないとダメなんですって」


「へえ〜」言われた😅


私の周りは一生懸命だったように思ったが


大ボスから

「マスク越しでもニヤニヤしてるのがわかった」

「ダラダラ歩いてる人もいた」


(私は誘導してくれた人と小走りになったよ)


あげく

「調理の最中だったのだと思うけど、もったいないとか仕事だからとか、本番は考えない、考えてられないでしょ?火を消して逃げて下さい!」


つい、「訓練=ただの行事」

「時間がもったいない、やる事いっぱいあるのに😡💢」になりがちだけど


大ボスの

「本番なら、そんな事してたら、シにますよ!お客様でも従業員でも同じ!シなせたくないんです!」の叫びに

シン・・・となった。


本当だ。

油断している事もいけないし

それを助けに行った人が犠牲になるかもしれない。



早朝の、明るく穏やかな陽光の中で

危機感を想像するのは

難しいかもしれない。


でも

災害や事故は


おどろおどろしい「いかにも」な顔ではやって来ないのだ。


見知った、普段談笑している仲間に

「火事です!逃げて下さい!」と叫ぶのは恥ずかしいし

言われた方も照れくさかったり

茶化したくなるかもしれない。


でも

声を出す、張る練習やシミュレーションをしているのと

していないのとでは


咄嗟の動きや声に差が出て

ちゃんと役に立てるかわからない。


体で覚えているって大事。


(私は地下のブティック時代、消火ホースを引っ張り出す所から訓練された事も。消防車が間に合うかわからないものね😣)



次回は消防士さん立ち会いで指摘していただくそう。



身もひきしまる思いです。




小学生の頃に言われたお話。


気になっても

火事を見に行くのはやめた方が良いです。

邪魔になるのもそうだけど


火というのは不思議な魅力、力があって

じっと見ていると

引き込まれそうになるそうで

実際フラフラ近づいて止められる人もいるほどだそう。

(村の消防団経験者の弟も言ってました)


知っておいて

気をつけてくださいね。