伝わりやすい、読み手に納得感を与えるために、文章に事例や比喩を

入れるといいことは、知っている人も多いでしょう。

その中でも、今日は比喩について書いてみますね。

比喩にも種類があるので、知っておくと何かと便利です。

◎直喩（ちょくゆ）（明喩めいゆ）・隠喩（いんゆ）
文字通りに解釈すればわかるものを直喩（明喩）といいます。
例えば、「雪のような肌」とか「血のように赤い○○」など。
反対に文字通りに解釈するとわからないけれど、比喩になって

いる表現を隠喩といいます。
例えば、「死ぬほど退屈」など。

◎換喩（かんゆ）
関連性のある言葉を使ってあるモノを連想してもらう比喩を

換喩といいます。
例えば、「永田町＝国会」であったり、「青い目＝西洋人」だったり、

「きつねうどん、そば＝キツネの好物である油揚げの入ったうどん、

そば」などがあります。

◎引喩（いんゆ）
有名なことわざ、有名な人の言葉や歌、作品などを引用して、

自分の言いたいことをよりわかりやすく伝える方法です。
とても伝わりやすい方法ですが、読み手が知っていることが前提

なので、読み手に合わせて選ぶことが大切です。

◎擬人法（ぎじんほう）・擬物法（ぎぶつほう）
人間でないものを、人間や物に置き換えて表現する方法です。
例えば、「風が泣いている」とか「鳥が歌う」などは擬人法です。
「石頭」「大黒柱」など擬物法ですね。

こうして並べると、たくさんありますね。

比喩の名前を覚える必要はありませんが、使うことで文章に深みが

出ますし、テクニック感も出ますよね。

ググってみると例がたくさんあると思うので、ぜひ使ってください。

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【文章上達の秘訣】知っておきたい比喩の種類と、使い方のコツ。