ブックライターとし活動を初めて、20年。

自分が著者になって、12年。

著者のプロデュースをするようになって、約10年。

 

これまで、著者として、ライターとして、出版社代表として、

たくさんの本に関わり、たくさんの本を作ってきました。

何かしら関わった本は、すでに110冊を超えました。

※関わった本の一部は、こちら

 

本を作る立場、著者としての橘ど、あらゆる立場を知識と経験を

得ることはほぼないと思うので、私は恵まれてますね。

 

 

 

 

先日、ある出版社の編集長さんと話していて感じたことが。

 

たくさんの本に関わってきて思うのは、本を出すまでは必死の人が

多いけど、出てしまうと何もなかったように、自分の本業に戻って

しまう人が多いな、と。

 

もちろん、それぞれの事情もあるし、営業に熱心な出版社もあれば、

そうでもない出版社もあるので、一概に言えないところもあります。

 

 

でもね、今の時代、出版社も潰れるんですよ。

私が過去に出版させてもらった出版社は、残念ながら倒産しました。

ブックライターとして関わった出版社が倒産したときは、編集さんと

一緒に泣きました。

 

著者も一緒に本を売る努力をしないと、なかなか売れない時代なのは、

もうみんな知ってますよね。

 

 

著者が頑張って売る努力をしていることは、必ず出版社も見ています。

以前、著者の頑張りを知った出版社が、発売後の社内会議で宣伝費を

増やすことを決定し、メディア戦略を打ち、本がとても売れたことが

ありました。

 

それって、著者が出版社を動かしたんですよね。

社内規定で決まっている宣伝費のままだったら、そこまで売れなかった

かもしれません。

 

どんなことでも、人の心を動かすのは、その人の言葉や行動なんだな、

ということを改めて感じました。

 

 

現在は出版実現コンサルティングもしているので、それらの大切なことは

最初に伝えるようにしています。

 

売れる著者になってもらうために、自分メディアを成長させてもらいます。
そもそも出版社から、「この人は売れなさそう」と思われてしまったら、
チャンスも活かせなくなるので。

 

 

出版は、著者も読者も出版社も、全てに喜ばれるものでないと。
その努力ができる人が、著者になれるんだと思います。

私自身も、そういう人に伴走したいですね。
これからも、そんな著者のために頑張ります!