義両親の看病、そして離婚のことを綴ってきた間、私の母のことは一切書きませんでしたが、私が大変だった間もずーーっと、母は問題児でした。
そう、「問題児」という言葉がピッタリ。
私にとって、母は問題児であり、お荷物でした。
正直な気持ちです。
母の買い物依存症は直っていませんでした。
当然といえば当然ですね、何も治療をしていないんだし。
(うつの薬は飲んでいたようですが)
私が義両親の看病にかかりっきりだったので、相手をしてくれる人もいなかったんでしょう。
あらゆるところにお金を借りて、結構な額になっていました。
知り合いの弁護士さんに相談して、母がお金を借りられない(業者に拒否してもらう)設定をしてもらったんですが、裏稼業(?)ってあるもんで、それでも貸すところってあるんですね。
この辺はずいぶん勉強しました。
借りたものは返さないといけないということで、私の貯金はすべて無くなり、それでも足りなくてホテルの勤務に夜勤のシフトを入れました。
夜勤をすると、社員は特別手当がつくんです。
それで数万円はお給料がUPしたので。
☆
私が離婚をして一人暮らしを始めて、半年が経ったころかな?
母がポツンと言いました。
「おしっこに血が混じるねん。なんやろ?」
間もなく還暦になる母。
当然生理は終わっています。
嫌な予感がしながら、数日後に婦人科に連れていきました。
つづく。