私が独立前、まだライターとしてかけだしの頃に請けた、テープ起こしのお仕事のお話です。
基本、テープ起こしの仕事は音声を文字に起こして納品することで完結しますから、その後その原稿がどのように使われるのかまでは、こちらでは把握していません。
(もちろん、~に使います。と教えてくださるパターンもよくありますニコニコ

そのテープ起こしの依頼は、
「雑誌に載せるので、すぐに印刷に出せる状態にまでしておいてほしい」
という、結構急ぎの案件でした。

言われるまま、きちんとまとめて納品し、
「クォリティが高くて大満足です」
というありがたいお言葉をいただいて、私の中では終了。

でもその約1ヶ月後くらいに、ある雑誌が送られてきました本
その雑誌には付箋が。
その付箋が付いているページは、私がテープ起こしをしてまとめた原稿でした。
そのクライアントさんが気を使って送ってきてくださったんです。

でもでもでもでも、その雑誌は生まれて初めて見る雑誌で、たぶん一般の人は知らないであろう、かなりマニアックなファンが付いている雑誌でしたドンッ
私にはすごく衝撃的な雑誌で、すーーーっごいビックリしたことを今でも覚えていますショック!

あ、別にエッチな雑誌じゃないですよビックリマーク
私がまとめた原稿のテーマも、『言論の自由について』というマジメな内容でしたから(笑)

その一件があってから、独立してからはその原稿がどこに使われるのか、聞くようにしています。
別にどこで使われてもいいんだけど、何だか気になるので(笑)

ちなみにその雑誌・・・数年経った今でも毎月送ってきてくださいますにひひ


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