イリスは繁殖引退犬で、人も犬も苦手な子。
そのため、リードにはこんなワッペンをつけています
急に触られたり近づかれたりすると驚いてしまったり、もしかしたら噛んでしまう可能性があるためです。
海外ではイエロードッグプロジェクトというものがあるのですが、ご存知ですか
オーストラリアのドッグ・クラブで、他の人や犬に強い興味を示したり、おびえてしまう犬へ目印をつけていたことをヒントに、2016年6月にスウェーデンから発祥した運動だそうです。
リードや首輪に黄色いリボンをつけて、この子には理由があるので「近づかないでくださいね」という目印をつけてトラブルを回避するのが目的です
日本ではあまり知られていないから黄色いリボンでは伝わらないなー、どうしようかなぁ、と悩んでいた時に見つけたワッペン。
でもなかなか目に留まらないみたいで、不意に手が伸びてきてヒヤッとすることもあります
犬は人が手を使うのと同じように意思表示のために口を使うので、何かしら理由を抱えた子が「やめて」と噛んでしまうことがあることを知ってもらえたら、お互いにトラブルを防げるので安心です。
犬を飼っている身としては、かわいいねと声をかけてもらったり興味を持ってもらうことは嬉しくもあるのですが、まずは一言声をかけて、触っても問題のない子かを確認することをおすすめします
最近は保護犬を飼う人も増えているので、イリスのような理由を抱えた子も多いかも。
イエロードッグプロジェクトが日本でも広まり定着するように、ぜひ周りの人にも伝えてくださいね