今日は以前から書きたいと思っていた、傷跡の隠し方についてご紹介します。
我が家のイリスは繁殖引退犬として5歳で引き取って来ましたが、生まれ育った環境の影響で噛んでしまう子です
今年で8歳になりましたが、この2年半ほどの間にざっと数えても20回以上は噛まれていて、体の至る所に噛まれた時の傷が残っています
生まれてからの5年間、外の世界や人との触れ合いをほとんど経験していないので、抱っこしようとしたり、頭を撫でようとしただけでも、何かされるという恐怖から噛んでしまいます。
噛まれるのはもちろん痛いし嫌なのですが、私が怖がったり神経質になると、繊細なイリス にもその気持ちが伝わって余計に過敏になってしまうので、噛まれてもあまり気にしないようにして過ごしていました。
ですがある時、目立つ場所を噛まれてしまい
モデルという仕事に影響してしまうことがあり、それをきっかけに自分のことも考えるようになりました。
モデルのお仕事は用意された服を着るので、自分の都合で服で傷を隠すことができません。
写真にも傷が写ってしまうし、人の目に触れて心配をかけることになってしまいます。
初めの頃はとりあえずカバー力の高いファンデーションやコンシーラーを使って隠していたのですが、そばかすやシミを隠すのとは違って、黒ずんでいたり赤く盛り上がった傷は簡単には隠れません。
普通のメイクアイテムでは難しいと感じ、ネットで検索して見つけたのが<スキンカバーシート>という肌色のシール
「肌かくシート」という名前で販売されています。
スキンカバーシートやファンデーションテープと検索するといろいろ出てきます
貼ってみると綺麗に馴染むのですが、色が合わないと白く浮いて見えたり、、
手の甲など服で隠せない場所には、シールが大きすぎてシワになってしまい上手に隠せませんでした。
逆に、腕や脚などの広い面なら隠しやすいので、サンプルで合う色があって、場所も問題なければ一番手軽に隠せます
お風呂に入っても剥がれずらいので1週間くらいは貼りっぱなしで行けそうでしたよ
そこからさらに調べて見つけたのが、マーシュフィールドの「SCボディカバーファンデN」
こちらはクリームタイプのファンデーションで、あざや傷痕を隠すために作られているので、カバー力が抜群
色も豊富で、液体なので絵具のように何色か混ぜれば自分にぴったりの色で隠すことができます。
乾いてしまえば擦れても落ちないし服にもつかなくてびっくり
普通のクレンジングオイルもたっぷり使って念入りに馴染ませないと落ちないくらいにキープしてくれます。
当然、汗や皮脂ではほとんど落ちないので、今はこれ1つで傷をカバーしています。
購入した色は、
01 ライトベージュ
03 ミディアムオークルの2色。
その時々で配合して合う色を作っています。
傷を隠す工程を動画にしてみたのでご覧ください
とっても簡単ですよ。
動画内でも解説していますが、1番のコツは盛り上がった傷に重ねる場合は乾いてから重ねること
乾かないうちに重ねるとベタっと剥がれてきてファンデが定着してくれないのでお気をつけくださいね。
平らなあざや傷痕には乾く前に重ねてOKです
マーシュフィールドはボディ以外に顔用も販売しています。
傷やあざの色によってはファンデの前に一段階目として、インナーカラーという色を調整するアイテムを使ったほうが綺麗に隠れる場合もあります。
始めはサンプルで合う色を探してみることをお勧めします
私は傷が出来て初めて、人に傷を見られたり気にされる視線の辛さを知りました。
見る側には何も悪気はないのですが、その部分に人の視線が行っただけで、「あ、見られちゃったな」と感じてしまう。
どうしたんだろうと思われてるから、自分から話しちゃおう!とこちらも変に気にしてしまったり
ボディ用ファンデやスキンカバーシートのように、そんなコンプレックスを隠してくれる優秀なアイテムがあることがとても嬉しかったし、ありがたかったです。
今もし傷痕やあざなどに悩んでいる人がいたら、是非試してみてくださいね
ちなみに私は、目立つ部分の傷痕には何箇所かレーザー治療も施しました。
盛り上がった傷を平らにするような注射をしたり、赤みや色素沈着はレーザーの部分照射で肌をどんどん入れ替えていくことで、隣の皮膚とほぼ同じ程度まで色が戻った部分もあります。
どうしても消したい場所には美容皮膚科での治療も検討してみても良いかもしれません
シミ用のスポット美容液も傷に試したりしているので、スキンケアでも良さそうなものがあったらまたご紹介しますね
そして何より、これ以上傷が増えないように!
イリスのトレーニングと、より良い関係作りも頑張っていきます