特殊清掃人 中山七里 | みきちゃんのブログというブログ

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THE ALFEEとJanne Da Arcが大好きな あやママです。

 

 

事故物件の清掃や遺品整理・ゴミの処分などをする会社

 

エンドクリーナーに就職した秋廣香澄

 

キツイ仕事の為か 他には社長と 白井という若い男性のみ

 

4編の 短編集本

 

「祈りと呪い」

 

部屋で自殺していた女性が1カ月以上経って発見される

 

死体から出た体液 細菌 大量のゴミ 

 

それらに湧いた大量の虫 

 

片付け 殺虫  消臭など 部屋を元通りに再現

 

その後 遺品を受け取りたい人を 訪ねて回る

 

母親や会社で 在りし日の彼女のことを聞いていく

 

みんな、滅びろ という彼女の最後のメッセージの意味は・・

 

「腐植と還元」

 

入浴中に 浴槽内で急死

 

そのまま 追い炊きされ続けて 一週間

 

シチュー状になった 若い会社社長

 

彼には 3人の愛人がいた

 

が クリーニング後の遺産分配の際に 不自然なことに気付く

 

それは ある身近なものが見当たらないことだった

 

それを調べるうちに・・

 

彼の本当の死因は・・

 

「絶望と希望」

 

電気を止められたアパートの一室で

 

熱中症で亡くなったまま 数週間発見されなかった川島

 

クリーニングに出向いた白井の 学生時代のバンド仲間だった

 

遺品のパソコンの中には 未発表の曲が残っていたが

 

その中の一曲が バンドの中で 唯一成功している

 

ボーカルの みかろんのヒット曲と酷似していた・・

 

「正の遺産と負の遺産」

 

豪邸に一人で住んでいた老人が 


家政婦が長期休暇を取っている間に

 

持病の狭心症で 孤独死

 

長女の依頼で クリーニングと遺産整理を請け負う

 

三姉妹宛の遺書の他に 長女と次女に


内容の違う遺書が郵便で届く

 

遺産分配が泥沼化する中 弁護士とは別に 

 

エンドクリーナーの社長と筆跡鑑定人が

 

3通の遺書の謎を解き明かす・・


どれも なかなか深い話で 読み応えアリ!でありましたニコニコ