娘が帰国して数週間
楽しい時間はあっという間に過ぎて
また海外赴任地へ行ってしまいました
娘を空港まで見送り
家へ戻ると
あちらこちらに娘の物が…
ベッドは起き抜けのままだし
こちらで着ていた洋服に靴もそのままで
洗濯カゴの中には娘のパジャマ
嫁いだ娘が
数週間、実家で過ごして
自分の家へ戻るときって
自分の物はきちんと片付けて
「お母さんお世話になりました」と
ご挨拶があったりするんじゃないかしら
嫁いだ今も実家では変わらず子どものまま
こんな娘に育てたのはどこのどいつだよ
ワタシだよ！
にしおかすみこさん風に笑
ぶつぶつ言いながら
娘の物を片付けるワ・タ・シ
は〜。。。まっいっか
私に似てしまったの
諦めの境地
こんな娘だけど
私の誕生日には手料理でお祝いしてくれて
心は優しいのよ
片付け下手だけど
なんだかんだ言っても
娘が側にいるのは楽しい
遠く離れて寂しいけど
私は両親の願いで結婚した人と
離婚した経験から
娘には自分がいいと思った相手と
結婚して欲しいと思っていた
どんな時も自分で舵を取って
自分で選んだ人生を歩いて欲しい
海外赴任地で
自分自身がマイノリティになっての生活は
大変なことも多いけれど
企業の垣根を超えた日本人会で
知り合った同年代の人たちと
助け合い励まし合い生活しているみたい
そうして育まれた友情や
信頼で充実している様子
人生において貴重な経験を積んで
今しかできないことを
存分に味わってほしいと思う
「あなたが幸せでいることが最大の親孝行だよ
だからお母さんのことは心配しなくて大丈夫」
そう伝えているの
でも
片付け上手な人にはなって欲しいー