思い出してみて…

色々なことを

懐かしく感じられる



だからかな…


未だに

信じられないよ…


次に会う時は

友達として…

仲良くできたら…って

思ってたから









早く来ないかな~

そんな風に思う

放課後は

初めてだったのかもしれない…





放課後

友達に「一緒に帰ろう」と

話しかけられた。


「ごめん~
 ちょっと用があるから~
 今日は本当にごめん。」

と言えばいいのに…


K君と帰る約束をしたことを

正直に話してしまった陽菜。



友「え~~~!!!
  すごい!
  付き合う事にしたってこと?」



陽「ううんヾ(・ω・`;)ノ
  一緒に帰ろうって誘われて…
  うん。って
  返事しただけ…///」



友「ふ~~~ん(*´ω`*)
  陽菜ちゃん?
  進展あったら
  ちゃんと報告してよ!」



陽「う…うん////」



そんな話をしてると

友達が気をきかせて

すぐに教室から出て行った。




でも、教室には

K君の姿はない。




 あれ…約束…
 忘れて
 先に帰っちゃったのかな…



ちょっとしょんぼりしながら

教室から出ると

廊下にはK君の姿が…



すぐに目が合い

K「あ!やっと出てきた!」



陽「あ…
  廊下に居たんだ!?
  ごめなさい(>_<)」





また、楽しい下校が始まった。



聞きたい事が

山のようにあった私は

色んな質問をして

色んな話をK君から聞いた。




楽しかった…

本当に

学校から家までの時間が…

5分くらいに感じた。





私の家の前に着くと…

K君は照れながら

口を開いた。




K「僕と
  一緒に帰るの楽しい?」




陽「うん!とっても楽しい!」




K「じゃ~
  明日も一緒に帰ろう?」



陽「うん!」



そして下を向いたK君が…

続けて言った。




K「まだ…僕は…
  △かな?

  ◯にはならないかな?」


心臓がドキドキした…


すると

K君は私を真っすぐに見て

言った



  「僕と…
   付き合ってくれませんか?」




私は

面と向かって

告白を受けたのは

初めてで…

本当に恥ずかしかった。



だけど…

たまらなく嬉しいと感じ…

自然と笑顔になる…






「◯になったよ。
 
 私も付き合いたい。」







つづく…