トリプルハートでは、毎週日曜日にサッカーのレッスンがあります。


始めたばっかりの時は希望者が全然いなくて、広いコートを借りても2.3人で走り回っている状態でしたが、続けて数年。今では希望しても入れないほどの大人気プログラムになっています。




広いところで思いっきり走る、

ルールを守りながらゲームをする、

点数を取るためにはどうするか考える、

暴れちゃダメ!ではなく、思いっきり走れ!!!


そんな環境はそれぞれの子どもたちにとってプラスな面が多いように感じます。



小学生以上の慣れてきた子たちはどんどんサッカーが上手になり、今ではしっかり試合ができるほどに。



集団行動になるし、場所も広くて情報が増えるため、普段のスタジオでの療育レッスンでは見られない面が見られて私たち指導員にとっても非常に興味深い。



昨日も、前回初参加でコートに入れなかった子が、昨日は自分からボールに向かうことができて親御さんの協力とその子自身の成長を感じることができました。

かと思ったら別の子は昨日初参加でやっぱり全然参加できなかったり。笑



療育現場って、こういうふうに、先週まではできなかったことがどんどんできるようになる場面の繰り返しだったり、うまくいかないなぁって悩んだり、派手ではないかもしれないけどとっても刺激的でおもしろい現場なんです。


毎日、あー…今日も盛りだくさんだったなって思いながら仕事を終えます。笑




さて、サッカーの話が長くなっちゃったけど、今日は新潟県小千谷市への遠征、2日目のお話を。



2日目の朝は起床して食堂に集合するところから始まりました。


ある子に朝ごはんのいただきます係をお願いしたら、

「手を合わせてください!いた…」

まで大声で言ったところで「やっぱりやらない!」と大声で断られました。笑

なんのタイミングなの!笑


そして次の瞬間には「僕がやる!」と、別の子が私の目の前に立っていました。



本当にね、子どもたち、なんかわかんないけどとにかく感情が豊かで。

あと生きてるスピードが速くて。

私も生きるスピードが速めだから、一緒にいて本当におもしろい。





朝ご飯はパンにバターとハムとチーズをのせてサンドイッチを作ります。


自分で、食べられる量を考えながら、親御さんには手伝ってもらわずに自分の力で完成させます。


そして牛乳やジュースも自分で注ぎます。

こぼしたっていいの。

拭けばいい話なんだから。


お家だとなかなかそんなこと言ってられないと思うから、こういうタイミングでみんな挑戦です。


年少さんの子も一生懸命、紙パックのリンゴジュースを注いでいました。



たとえちょっとこぼしたって、入れられたね!上手にできたじゃん!って、成功体験につなげます。

そしたら、これからもいろんなことに挑戦できるようになる。

…お家で無駄に挑戦しようとして親御さんの仕事が増えるかもしれませんが笑


そうなったら、またその時に解決策を考えましょうって話です。



そんなわけで小さなことでもいろんな挑戦をしながら、朝ご飯は無事に終了です。




さて朝ごはんの後はチェックアウトをして錦鯉の里に向かったわけですが…


まだ長くなりそうなので分けたいと思います!





今日はここまで。



ここまで読んでいただきありがとうございました(*^^*)







おしまい