こんばんは
みんなが普通にできていることが自分にはできない
いろいろなことを試してみてもやっぱり変われない
だから自分は生まれながらの欠陥人間なんだ－
こと人間関係についてはずっとそう思ってきたけど、そうじゃありませんでした。
子どもの頃にちゃんと可愛がられたり、褒められたりすることがなくて、自分の価値を実感できなかったことが原因です。
例えば、私の祖父はとても気難しくて短気な人で、気に入らないことがあれば大声を出す人でした。
家族全員がいつもピリピリしていて、私もいつ怒られるかとびくびくしていたことを覚えています。
特に母は嫁という立場で、家事・仕事・育児と本当に大変だったと思います。だからか母はいつも神経を尖らせていて、些細なことでも妹と二人でよく怒られていました。
そんな毎日だったので、母の記憶といえば怒ってる姿ばかりで、笑ったり楽しそうにしている姿はほとんど覚えていないし、母と笑い合って楽しかったという記憶もほとんどありません。
今となっては、母親だって人間なんだから仕方がないっていうことも分かります。でも、子どもにしてみれば「自分は価値のない人間」と思ってしまう十分な理由になってしまいます。
人間関係をうまく結べないのは自分が欠けている人間だからじゃなくて、心が傷ついた子どものままだからです。
傷だからいつかは治るし、自分で治せます。
みけ