ペン字(硬筆書写技能検定2級)備忘録 | マイキーの音符小匙一杯

ペン字(硬筆書写技能検定2級)備忘録

3級は8年前に独学で取っていてたけど、それ以上の級は【草書、書写体、旧字体】など専門知識が一気に必要になるし、元々字が汚い自分には無理だと諦めていたが、今年第1回目2級を同じく独学で受けて見事敗退。(理論のみ合格したので以降は免除)

限界を感じたので検定協会の通信講座を受けてなんとか合格出来たのでした。

協会直々の講座ということで試験に特化した手厚いサポート。
例えば試験と同じ紙質の解答用紙で練習できる、試験官目線の添削など。自由に質問することや、追加で添削を受けることもできる(追加料金有り)

ところでなぜ3級の次の準2級を飛ばしたかというと、苦手な草書問題が10問もあるからだ!
2級は旧字体と書写体の問題がついかされるので草書は5問のみ。
草書で点数を落とすリスクを考えると、多少(?)実技の採点基準は上がっても2級を受けよう。というのが私の作戦だった。
其々の理論問題の内容は以下の通り

◆準2級◆
筆順10問
草書10問
平仮名元漢字5問
部首5問
間違い探し10問

◆2級◆
筆順10問
旧字体5問
書写体5問
草書5問
平仮名元漢字5問
部首5問
間違い探し5問

※結果、送られた判定内容から察するに私は筆順2問、間違い探し1問間違えてる。↓

先述した通り、実技、理論どちらかが合格すれば次回からは合格した方が免除になる。
という事は、理論が免除になった分たっぷり時間を使って実技に挑めるわけだ!

■実技編■内容は
速書き
漢字10字を書く(楷書・行書)
縦書き
横書き
はがきの本文
掲示文(横書き)

はじめに一斉に4分間の速書きがあり、他は自分のペースで進められる。
毎回の事なんだけど、この【速書き】で信じられない位手が震える(笑)
練習では全くなのに、本番になるとなんなら始まる前から緊張で震えていて、書き進めるにつれて力んで腕も痛くなってくるし絶望的なのだ(私は)。
その為その直後にきれいな字なんて書けるわけがない。
そこで実技における私の戦略は次の通り

速書き→掲示文の線引き(ポスター問題なので鉛筆での線引きが許可されている)→腕の震えが収まったところでその他の問題をすすめる。こんな感じ。
今回私は理論免除だったので腕を休めつつ、心を落ち着かせつつ(大事)たっぷり時間をかけて挑めた。
終わった頃には残り時間15分(笑)

合格発表は郵送で来る。
合格の場合は賞状同封の為大きな封筒出来て、不合格の場合は三つ折りサイズの封筒で来るので開ける前から合否が分かる仕様(体験談)

3級受けた時のブログ(2016年)でも書きましたが、時計は持参した方が良いと思いました(私は腕時計を机の上に置いて使用)キョロキョロしたくないからね。。
準1級は。。受ける時は来るのかなあ(遠い目)

 

↓私を苦しめた愛しい理論問題の練習の痕跡