現在の家は1年前に建ちました。

家を建てる際、もっとも参考にしたのは、家相と風水です。


「家相」とは申しましても、

 ・鬼門に水回りをつくると癌になる

   どうしても避けられない場合は、その対策に水晶の玉または竜の置物を置くとよい

 ・東南の玄関があると出世する

といった、根拠がよくわからない占いじみた家相のことではなく、

迷信と割りきれることは切り捨てた、「現代版家相学」というべき考えです。


この「現代家相学」とは、小池康壽という方が提唱しているもので、

 ・光と風を操り、住み心地よく健康的に暮らせる住まい。

 ・犯罪から身を守り、家庭内事故の起きない安全な住まい。

 ・家族が仲良く暮らせ、癒される住まい

を目標として、古来からある家相を現代の事情にあわせ、合理的に解釈したものです。


例えば、上記でも書いた「鬼門に水回りはよくない」という教えを、

鬼門に災いが訪れるというのは、北東は暗く寒い場所、南西は暑い場所という方角の特性から、

建物やそこに住む人の体に負担がかかることであると解釈しています。

つまり、表鬼門にトイレやお風呂があれば冬の寒さ対策を、

裏鬼門の場合は夏の西日や暑さの対策をすれば問題はないと小池先生は教えています。


鬼門とは、環境がキビしい場所だから、気を遣って設計すればよく、

結局のところ、理にかなう部分だけを家づくり・住まい選びに取り入れる。

そして、昔と比べ現代は、文明の利器-便利な設備機器や電化製品-があるので、

科学的な根拠を知ることで、家相を対策することは可能であると納得できたのは、

たいへん大きな収穫でした。


というなが~~~い前置きを書いておいて。

今回は、tenma様のblogで書かれていた「男のための書斎スペース」についてです。


tenma様いわく、今まで自分のスペースがなかったとのこと。

それについて、前述の小池先生は次のように述べています。


 少しのスペースでよいから、ぜひ男の書斎を作ろう。

 会社でどうしてもできなかった仕事がある場合は仕事部屋として利用すればよいし、

 読書や音楽鑑賞など社会で疲れた心を癒す事におおいに利用できる。


計画図




仕事を持ってかえるのはさておくとして、

疲れた心を癒すことに利用できるという点にいたく感心しました。

そこで、家を建てるときに、

寝室の一部をカーテンで仕切れば、ダンナのスペースができるという設計にしておきました。



実際には。

寝室

上のベッドは2段ベッドで、上にダンナ、下に長女が寝ています。

下のベッドはクイーンサイズのベッドで、みけやまと次女が寝ています。


子供だけで寝かせるのも、まだちょっと早い気がするし。

そもそも子供部屋がまだ片付いてなかったりするし(´Д`;)

一緒に寝れば、夏のエアコンも1台だけですむし…。


ダンナの書斎スペースが侵食されているのは、

仕方ないんだよ~~~!