





処方箋の写真スマホで撮っとこ!
これですな
では詳しいお話
どんな間違いだった?
今回の間違いは
薬そのものが違うというよりは
規格違いでした
規格とは
マイキー錠60mg←これこれ
一錠あたりの有効成分量を表す数字
お薬の名前は一緒でこの規格が違うものを
渡されてしまいました
解熱剤なんですけど
いや、危ないですよね
体重によって規格が決まるので
その子供一人一人で有効な量は変わってきます
服用すべき量より少ない規格のものだったら
まだセーフかもしれないですが
(間違えること自体アウトですが)
その子供の体重よりも多い規格の薬を使用
してしまうと効きすぎてしまって
危険な状態に陥る可能性も
それぐらいお薬の扱いは慎重に
しなくてはいけないですよね
その時の状況
いや、人だからミスはあるよ??
思い出してイライラしたきた笑
だけどさ、なんかその時の状況がね、
間違えやすい状況だとは思えなくて…
例えば
めちゃくちゃ混んでて
待ち時間も1時間以上かかってて
クレームも増えてきて人手も足りない
そんな時に10種類以上の薬が出た
似ている色のお薬も多い
名前も似ている
つい焦りから見落とした…
とかならまだわかるんですよ!
(いや、ダメだけどね間違いは)
今回の状況はこちら
患者わたしだけ
待ち時間なし
急いでますなども言ってない
処方薬、2個だけ
(粉薬と座薬で形状も違う)
私語たくさんゆるい雰囲気
は?????
間違える?これで?
まぁ私語するゆるい雰囲気だから
間違えてるんでしょうけど
いや、薬剤師さんの体調が悪いとか
色々あるかもしれんよ?
でもお薬の間違いは決して
あってはならないことです
ちなみにどの薬局でもダブルチェックは
するので、2人も見逃してる訳ですね
これは調剤薬局で働いてきたから
わかるけど重大なミスです
てへへ
で済む話ではなく
上にも報告するレベルの話
そのあと薬局の対応は?
勤めていた薬局では間違いがあれば
すぐに患者さんのご自宅までお届けに
行っていました。
患者さんの方から
今度でいいよー、また行った時に
などの申し出がない限りは速攻行きます
それがスタンダードな対応かなと。
今回の薬局さんは…?
わたしが間違いに気づき、速攻電話
あちらも焦った様子
でもなんかそこまで悪気なさそうな態度
とのことだったのですが!
まず今すぐ来てくれ
解熱剤だぞ、いま辛いんよ
すぐに使いたいのよ
夜に熱あがること多いよね?ん?
あと距離
調べろ
こっちに聞くな、知らんて
という感じでした。
上記のようなことは言わず穏便に
済ませています
お家にきた薬剤師さんは
一応申し訳なさそうに謝って終わりでした。
①先生とのお話
今回は病院の先生と規格の話まで
したのですぐ間違いに気づけました。
これぐらい詳しく教えてくれたので
記憶にも残ったのですが
例えば
解熱剤出しとくね〜。だけだと
規格がどのくらいかはここの段階では
わからないですよね
なので次は
②処方箋を見る
渡された処方箋をまずは必ず自分でも
チェックすること
渡されたまま薬局へ提出してしまうと
先生の指示がわからなくなってしまいます
なのでこの段階で
スマホで写真!!!!
大切です、動かぬ証拠
③薬局で渡される 薬袋、説明書を見る…?
なんで?
薬の袋に名前と規格書いてあるじゃん
それ見れば写真要らないんじゃん?
とお思いの方
落とし穴なのです!
薬局では
処方箋を受け取る
事務が情報を打ち込む
それをもとに説明書、薬袋が印刷される
その間に処方箋を見て薬を用意する
袋に入れる
てな流れが一般的なのですが
事務が打ち込んだ情報も
用意された薬も
どちらも間違えてたら
どうやって気づきます?
本当は100mgの薬が出てた。
処方箋にもそう書いてあった。
なのに打ち込んだデータ、用意した薬
どちらも200mgだった
そうすると薬袋も説明書にも
200mgとの記載が。
家に帰ってから見ても間違いだと
気づけません。
なのでここで処方箋の写真が必要に
なってきます。
写真と照らし合わせれば
トリプルチェックにもなります
今回は撮り忘れてしまいましたが
(そんな時に限って間違える)
いつも念のため
処方箋の写真を撮り、処方された薬と
照らし合わせるということをしています。
リスク回避のためにしておくといいかも
しれません、お勧めです
まとめ
んー!
お薬って本当に大切!
熱で苦しそうな我が子が解熱剤のおかげで
楽そうに寝ている顔を見てありがたみを
しみじみ実感しています
だからこそ間違いのない処方を
してほしいですよね!
でもミスもある!
なので薬剤師さんにお任せではなく
自分でも一応確認しておくということは
しても良きではないでしょうか
ちなみに薬局に勤めてる時の印象は
薬剤師さんの調剤過誤より
お医者さんの処方ミスのほうが
圧倒的に多い!笑
用法容量が適切じゃなかったり
飲み合わせが悪かったり…
まぁ、それをチェックするのが薬剤師さんの
お仕事なのですが
と、まあ
また色々薬局で思ったことなんかも
書いていけたらな〜と思います