みなさん、こんにちは!!

 

今度、「虹の彼方に(Over the Rainbow)」を歌う事になったので、必死に練習しています。

 

ご存じ、ミュージカル映画『オズの魔法使い』の劇中歌です。有名!?かと思いきや、意外と知らない人がいる事に、最近、驚きました。

 

『オズの魔法使い』は、ドロシー・ゲイル(英語: Dorothy Gale)という少女が、竜巻から逃げ遅れ家ごと、不思議なオズ王国、マンチキンの国へと飛ばされてしまう物語です。

 

ドロシーは、元の家のある場所、カンザスに帰るため、様々なものと出会い、冒険をします。オズ王国の大魔王、オズの魔法使いに会えば、帰れる事を知り、オズ王国へと向かいます。

 

この物語で出会う、かかし男は、頭が藁で出来ている為、脳みそがありません。オズ王国の大魔王に会えば、知恵をもらえると思った、かかし男は、ドロシーと共に旅をする事にします。

 

さらに旅を続けると、ブリキの木こりに出会います。ブリキの木こりは、体がブリキで出来ている為、心がありません。心が欲しいブリキの木こりは、オズ王国の大魔王に会えば、心をもらえると思い、ドロシーと共に旅をする事にします。

 

さらに旅を続けるドロシーの前に、臆病なライオンが現れます。ライオンは勇気がなく、いつもビクビクしています。勇気が欲しいと思ったライオンは、オズ王国の大魔王に会えば、勇気をもらえると思い、ドロシーと共に旅をする事にします。

 

ドロシーと旅を続ける中で、様々な困難に遭遇します。その度に、かかし男は、知恵を絞り、回避します。ブリキの木こりは、家に帰りたいと泣く、ドロシーを優しく慰めます。そして、ピンチのとき、ライオンは大きな唸り声をあげて、ピンチを潜り抜けます。

 

そんなこんなで、オズ王国へたどり着いたドロシー達は、大魔王にあうのですが、実は、大魔王は、ドロシーと同じ、竜巻に飛ばされてやってきたただの人である事を知らされます。

 

大魔王は、手品を使う事で、大魔王であると噂されているだけの存在で、みんなの希望を叶える力はありませんでした。しかし、大魔王は、それぞれに語り掛けます。

 

かかし男。君はもうすでに知恵を持っています。何故なら、その知恵を使いドロシーを守ったではないですか!ブリキの木こり。君もすでに心を持っています。何故ならドロシーが悲しんでいるとき、優しく慰めたではないですか!臆病なライオン。君もすでに勇気を持っています。ドロシーがピンチの時に、自分から前に出て大きな声で悪い奴らを追い払ったではないですか!

 

そうです。自分が足りないと思っていた事、悩んでいた事の答えは、自分の中にあるのです。そして、大魔王が大魔王ではなく、ただの人だったように、魔法の様に、願いを叶えるすでなど、ないのです。

 

これは、占い師も同じだと思っています。人の未来なんて、分かりません。分からないけれど、悩んでいる人の中にある答えを導きだすお手伝いは、出来ます。

 

生きていれば、様々な困難に出会います。でも、きっと、それを回避する答え、悩み事の答えは、自分の中にあるものだと思います。それは、自分で答えを出せという事ではなく、自分の中で、誰かに助けて欲しいと思うのであれば、素直にその気持ちを伝える事です。