「やってみたい」「夢だった」
「新しい目標ができた」
でも、、、
「お金がない…」「もう遅いかな…」
「私にもできるかな…」
このように同時に心のブレーキがかかってしまいますよね。
今日はそんなブレーキを外す一助となる、
【教育訓練給付制度】
についてお伝えしたいと思います。
目次
1.教育訓練給付制度とは
2.教育訓練の種類
3.上限金額
4.給付を受ける条件
5.問い合わせ先
1. 教育訓練給付制度とは
教育訓練給付制度は、働く人が自らの能力を高めるために必要な教育訓練を受ける際に、その費用の一部を国が支給する制度です。
この制度により、受講料の一部が支給され、自己負担額が軽減されます。
この取り組みによって、更なるキャリアアップや新しい職業への就職の道が開けます。
2. 教育訓練の種類
教育訓練給付制度には以下の3種類があります。
- 一般教育訓練給付： 主に一般的なスキルアップを目的とした講座が対象です。
- 例としては以下のものがあります。
- 1.パソコン関連講座
- •ワード、エクセル、パワーポイント
- •プログラミング言語（Java、Pythonなど）
- ・ウェブデザイン、ウェブ開発
- 2.ビジネススキル講座
- •マーケティング
- •経理・財務
- •人事・労務管理
- •ビジネスコミュニケーション
- •プロジェクトマネジメント
- 3.語学講座
- •TOEIC、TOEFL対策
- •実用英会話
- •その他外国語（中国語、韓国語、ス
- ペイン語など）
- 4.介護・福祉関連講座
- •介護福祉士養成講座
- •ホームヘルパー養成講座
- •福祉住環境コーディネーター
- 5.医療・保育関連講座
- •医療事務
- •保育士資格取得講座
- •医薬品登録販売者
- 6.法律・行政関連講座
- •行政書士試験対策
- •宅地建物取引士
- •社会保険労務士
- 7.IT関連資格
- •基本情報技術者
- •ITパスポート
- •ネットワークスペシャリスト
- 専門実践教育訓練給付:専門的な技能や資格取得を目的とした長期的な講座が対象。
- 例としては以下のものがあります。
- 1.看護師養成課程
- •看護師を目指すための専門学校や大学の看護学科。
- 2.介護福祉士養成課程
- •介護福祉士の資格を取得するための専門学校や養成施設。
- 3.保育士養成課程
- •保育士資格を取得するための専門学校や大学の保育科。
- 4.IT関連資格取得プログラム
- •ITエンジニアやプログラマーを目指すための専門学校や資格取得コース（例：Javaプログラミング、システムエンジニアリング）。
- 5.調理師養成課程
- •調理師資格を取得するための専門学校。
- 6.公務員試験対策講座
- •公務員試験に合格するための予備校や通信講座。
- 7.建築士養成課程
- •一級・二級建築士を目指すための専門学校や大学の建築学科。
- 8.医療事務講座
- •医療事務のスキルを身につけるための専門学校や通信講座。
- 特定一般教育訓練給付:特定の分野に特化した講座が対象で、一定の要件を満たす必要があります。
- 例としては以下のようなものがあります。
- 1.TOEIC® L&Rテスト対策講座：
- TOEIC® L&Rテストのスコア向上を目指す講座が対象となることがあります。
- 2.簿記検定講座：
- 簿記の知識を学ぶための講座で、日商簿記検定などの資格取得を目指すものが対象です。
- 3.ファイナンシャルプランナー（FP）資格取得講座：
- FP技能検定を目指す講座が対象です。
- 4.医療事務講座：
- 医療事務の知識を習得するための講座が対象です。
- 5.プログラミング講座：
- プログラミングスキルを身につけるための講座で、Java、Python、JavaScriptなどの言語を学ぶ講座が対象となることがあります。
- いろいろと例を挙げましたが、公式サイトにて、気になる単語を入れてみると、検索できるようになっています。
- ご興味がありましたら、お試しください。
- 厚生労働省:資格講座検索
3. 上限金額
給付される金額には上限があります。
以下がそれぞれの給付の上限金額です。
- 一般教育訓練給付： 年間10万円まで。受講料の20％が支給されます。
- 専門実践教育訓練給付： 年間上限40万円、最大3年間で120万円まで。受講料の50％が支給されます。
- 特定一般教育訓練給付： 年間20万円まで。受講料の40％が支給されます。
4. 給付を受ける条件
教育訓練給付を受けるには、以下の条件を満たす必要があります：
- 被保険者期間： 一般教育訓練給付の場合は雇用保険の被保険者期間が1年以上、専門実践教育訓練給付および特定一般教育訓練給付の場合は2年以上必要です。
- 適用対象講座： 厚生労働大臣が指定する講座であること。
- 支給申請手続き： 受講開始前に支給申請を行い、所定の手続きを完了していること。
5. 問い合わせ先
教育訓練給付制度に関する問い合わせは、以下の機関で受け付けています：
- ハローワーク： 最寄りのハローワークにて詳細な情報や申請手続きをサポートしています。
- 全国ハローワーク所在案内
- 厚生労働省： 公式ウェブサイトにて最新の情報を提供しています。
- 教育訓練給付金制度
最後に
人生に「遅い」なんて言葉はありません。
「やりたい」と思ったことをやりたいときにやればいいのです。
周りの評価を気にする事はありません。
もっとも、一番気にしなければならないのは自分に対する評価です。
「自分にはできない」「自分なんて…」
このような自己評価が自分の人生に及ぼす影響は計り知れません。
「考えている不安の9割は起こらない」と言われています。
自分の直感を信じて、満足のいく人生を送れることをお祈り申し上げます。
今日もありがとうございました。