希望か/絶望か

奨学金を借りることで、大学に行ける人が多くなりました。同時に返済できなくなった人もいます。

奨学金のリアルを知ることで、奨学金への理解をより深めたい。

 

目次

1.奨学金を借りている割合

2.返済を遅延している割合

3.自己破産している割合

4.最後に

5.サプライズ

 

1.奨学金を借りている割合

奨学金を借りている割合は50%です。2人に1人が借りているのが現実です。想像以上に多いですね。

現代は大学に行かなければいい仕事につけないと言う事は随分と減ってきましたが、依然大企業や上場企業、優良企業で内定を取るためには、一定の大学をでなければ不利になるという事実は存在します。

お金がないから大学に行けないのは不公平で悲しいです。

そのため、奨学金は大学に入るために、ありがたい制度という一面があります。

 

 

2.返済を遅延している割合

奨学金を借りている人数:約426万人。

遅延者:約15万人

全体の3.6%です。

ニュースでたまに大々的に報じるので、かなりの人数がいると言う印象がありますが、実際は5%もいっていません。

しかし、15万人もの人が返済で苦しんでいる事実があり、決して無視できる数字ではありません。

 

 

3.自己破産している割合

全体の0.05%です。

奨学金による自己破産が認められるケースは、

裁判所が「支払い不能」と認めることです。財産や収入、家族構成、借金した理由などを調査した結果判断します。

自己破産したときのデメリットは、クレジットカードを作ることができなかったり、特定の職業に就くことができなくなったり、財産を手放すことになる可能性がある、連帯保証人に一括請求されることです。

メリットはまず借金から解放されること、次に奨学金の自己破産は会社にバレないので、そのまま勤めることができることです。

 

 

4.最後に

奨学金の返済に困った場合は、返還期限猶予制度、減額返還制度、返還免除制度を利用しましょう。

返還期限猶予制度は最大10年返還する猶予を与えてくれます。

 

減額返還制度は最大15年間、月々の返還する金額を下げられる制度です。2分の1または3分の1、4分の1または3分の2に減額して返還できます。

 

返還免除制度は死亡または精神もしくは身体の障害により返還ができなくなったときに使用できる制度です。

 

自己破産する方法を選ぶ前に、上記のような方法もあることを頭に入れておきたいですね。

 

奨学金は金利が低く設定されているので、無理して全額を急いで返還するよりも、少しずつ返還して他にやりたいことや、優先すべき決断に使えるお金を回したほうがよいのではないかと思います。早く借金から解放されたい方はこの限りではありません。

 

 

5.サプライズ

暗い話になってしまいましたので、こちらをプレゼントしたいと思います。

おじさんに臭いスプレーだと伝えずに、手に吹きかける動画です。

数十秒のドッキリショート動画です。ご興味があればご覧ください。

 

今日もありがとうございました。