資源回収日だったので古い服を出しました
今頃は回収車が持っていってくれているでしょう

デパートで買ったそれなりの値段のものだからと
20年以上も仕舞い込んでいた服
しばらく前に、リサイクル店で見てもらって
あまりに安かったので引き返して来て長い間そのままに…

その後、友人がフリマをするというので便乗したものの全く売れず…
洋服って売れないんですね~
100円のタグを付けてもダメでした(涙)

形が古いから仕方ないですが…
その後も“ちゃんとしたメーカーだし、あんまり着てないし…”って
自分に言い訳して置きっ放しだったんです

それから亡母の服
母もモノを捨てられないタイプでした
独身時代にオーダーメイドで誂えたコートやスーツ、上質な既製服
懸命に働いて得た給料で気に入った服を買う
戦前に生まれ戦中戦後と物資の乏しい時代を生きてきた人ですから、
好きな欲しい物を買える醍醐味は想像に難くありません
歳を取っても捨てることは考えてなかったのでしょう
娘の私に継いで欲しかったのかもしれません
そんな母の気持ちを想うと捨てることを躊躇してしまうのです

でも、わかっているんです
服に母の魂は入っていないこと
私が死んでしまえば、ただのゴミとして処分されてしまう
今、母を偲びながら一着ずつ手に取って片づけていくことが供養になること

それでまた母の服を手に取りました
“この服を手に入れた当時の母に会ってみたいな”
“私と同年代の母に会ったら友人になれただろうか”…などなど…
いろんな想いが湧いてきて捨て難くなりますが
そこが頑張りどころ
捨て難易度が高い服がまだまだありますが
まず一歩を踏み出さねば
長期戦になりそうです^^;
新型コロナの外出自粛、私は片づけを頑張ってみます