こんにちは!
図書館で色々集中してやろうと思ったのに、休館日でガッカリしたみけっちです。
ある本を読んでいたのですが、思わず涙してしまいそうなエピソードを目にしました。
短い言葉なのに、映画なんかより感動したかもしれません。
元朝日放送プロデューサーの吉村誠さんという方が書かれた、『ことばの「なまり」が強みになる!』という本です。
その中の、結婚式の新婦のおじいちゃんのスピーチです。
それを紹介する前に、結婚式のスピーチって、「ご両家の皆様には~」とか「謹んでお慶びを~」というのが定番ではないでしょうか?
もちろん定番の形でも、孫の幸せを祝うおじいちゃんのスピーチは、とても感動するものだと思います。
でも僕、以下のスピーチは、ちょっと別次元だなと思いました。
わしゃあ、新婦の美恵子のじいちゃんです。
わしゃあ、田舎もんじゃけえ、みなさんのようにゃうまいことはようしゃべらん。
わしが言いたいことはひとつです。
今日まで生きててよかった、じいちゃんは嬉しいでぇ。
美恵子は、わしの初孫です。
じゃが、この子は小さい時から体がよわーて。
5歳の時じゃったか、
ちょうど父親と母親が留守でおらん時に、えらい熱を出しよって。
顔は真っ赤になって、はぁ、体は焼けるように熱うて。
かすれるような声で、
じいちゃーん、じいちゃーん、言うてのぉ。
わしゃ、ふた親がおらん時に、もしものことがあったらと思うて、はぁ。
夜中にこの子を背たろうて、病院に連れて行きました。
医者の先生に、
せんせーい、この子をなんとかして助けてくれぇ、言うて。
そこから丸ふつかくらいたって、この子がうっすらと目を開けて、
じーいちゃーん、
て笑うてくれました。
あん時のこの子の顔を、わしゃ、ようおぼえとります。
美恵子ぉ、
おまえは、人いちばい幸せにならんにゃぁいけんのどぉ、
ええかぁ。
みなさん、お願いしますでぇ。
『ことばの「なまり」が強みになる!生まれもった「自分のことば」で仕事も人生もうまくいく』、吉村誠、2018、p137-139
このスピーチに感動された方、なぜそうなるのかは、ぜひこの本をお読みいただければと思います。
でも、常識からは外れたようなこのスピーチが、心にぐっと迫ってくる構図。
これって、最強集客ライティングの肝にも通じるものがあると思っています。
「感情」
難しい説明は抜きにしたって、このおじいちゃん、自分の感情、言葉をむき出しにして語っていることは、わかるんじゃないでしょうか。
そこから伝わる、おじいちゃんの行動やその時の気持ち、孫に向かって発する心からのメッセージに、読んだ僕の感情がとても揺さぶられました…。
自分の感情、言葉をむき出しにして語ることって、やってみようとするとなかなか難しいと思っています。
でもそのことの大事さを、改めて感じさせてくれたエピソードでした。
※ただ、最強集客ライティングは「泣き落とす」ものではないですよ('◇')ゞ
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