2、30代の頃

旦那と二人でパチンコ三昧の生活

一番多い時には100万以上の借金があった



クレジットカードでの借り入れは

時間、場所関係なくコンビニで簡単にできてしまい

借り入れが増えるに従って、限度額も増え

また借金が増える悪循環

リボ払いにしていたので、なかなか借金は減らなかった



一度だけ


母にお金を貸して欲しいと電話をしたことがある



母には

嘘をつき

お金を借りた



母は優しく

お金くらい出したるから心配せんでええ

と言ってくれた



嘘をついてまでお金を借りようとしてるのに…

母の言葉で、わたしは情けなくなり

電話をしながら泣いてしまった



その頃のわたしと旦那の生活は

二人で働いてたので、余裕があるように周りからは見えていたと思う



旦那の実家には不定期にお金を入れ

義両親や甥姪にはお小遣いやお年玉、冠婚葬祭でお金を渡したり

お金は義実家に流れて行くことが多かった



義母はこちらには余裕があると思っていたせいか

たまにお金を貸して欲しいと言ってきて

断れない事もあった



義両親もその頃、良くパチンコに夫婦で行っていて

義父は、パチンコ屋で具合が悪くなり

救急車で運ばれたこともあった



義姉達は、義両親がパチンコをしていることを良く思っていなかったので

お金を借りるのは、わたし達にだけ

パチンコをしているのを知ってるのも、わたし達だけ



わたしは、それにイラッとしていた



こちらも借金でお金はないのに

渡すお金

これをいつまで続けるの?



うちにはお母ちゃんしかおらん

その頃の母は、元気で何も手がかからなかった

母には、わたし達がお金を出すことがほとんどないのに

あっちにはお金、渡してばっかりやん…



そんな時に甥がデキ婚

またお祝い金

おまけに、その年はお年玉の話までされた



甥の子供にまでお年玉?

一人にしたら、他の甥姪にもせなあかんやん

永遠に払い続けるのか?



そのことで、旦那と喧嘩になった時に文句を言ったことがある



それ以降は、旦那も気にして

甥姪へのお年玉は高校卒業までとし、渡さなくなり

毎年の定期的な出費は

義両親に父母の日のみ、お小遣いを渡すだけになった



この時のデキ婚の甥は

3人の子持ちになった



母には一度もお小遣いをあげたことがない


だから、余計に

パチンコでの借金で嘘をつき

お金を借りようとしていることに

申し訳なく涙が出た



わたし達の借金は

わたしが会社を辞めたので、退職金で返済し



それからは、借金はない



パチンコには、また行くようになった



母が亡くなってから

無心になれる時がパチンコをしてる時間だった



そして、家に帰るとなると母を思いだし、寂しくなり泣いてしまう

しばらくはその繰り返し

家には母のお骨を置きっぱなし、ほったらかし

現実逃避



無心になり、母のことを考えない時は

気持ちも楽だった



不思議と3月までは

パチンコは勝ってばっかりだった



しかし、4月になってから

負けてばかり

使うお金も増えてきた



だんだん、パチンコをしてもイライラしかしなくなっていた



そんな時に

水原さんのニュース



ギャンブル依存症は、平気で嘘をつく



わたしの周りのパチンコをしている人間には

平気で嘘をつく人がいっぱいいた





最近読んだブログに

医療機関にサイコパスがいると読んだ



他で読んだブログには

介護施設にも同じような人物像


サイコパスのことが書いてあった


この2つは

人の命が左右される



ある意味

水原さんもサイコパスだと思った



あれだけの金額を盗み

本人の目の前でも平気で嘘をつく



普通なら、人生が終わってしまう金額



大谷さんが直前に結婚してくれていて良かったと思う


一人じゃなくて、良かったと思う



でも、信用していた人からの裏切りは

心の傷は大きく、癒えることはない





今のわたしは、現実逃避をするために

たぶんまた、パチンコ依存症になりかけている



わたしもサイコパスなのか?と思うことがある



だから

母に、酷い言葉を言ったのか?



わたしは

年末に退院して来た母に



いつまで生きるの?

生きてても仕方ないやろ?

さっさと死ねば?


と言ってしまった


なぜ、そんな事を言ったのか

思い出せない…


何かに苛立っていたのか?


本当に、こんなにすぐに母が死んでしまうと思わなかった



母の介護を始め

母は、痒疹で体の痒みが酷くて

血だらけになるまで掻きむしった


喧嘩ばかりの日々だった


その頃、わたしは

いつか母を殺してしまいそうで

自分が怖かった…



本当にしてしまわないように

自分を制御するために

このブログを始めたのかもしれない



サイコパスな自分から逃げるために

サイコパスだった自分を思い出したくないから

パチンコで無心になりたいのかもしれない



最近は、ずっと

こんなことを考えている



そして

わたしの結論は



人と関わらなければ

わたしがサイコパスになることはない