結婚式に行く飛行機の中で話題の又吉の火花読破したので感想



ネタバレ少少々ありますのでお気をつけ下さい↓

感想はとりあえず読みやすい。
2時間位で読み終わりました。

まず、日常の描写が上手いので本当にドラマを見ているような感覚で情景を想像できる、口説くないし、テンポも良いので本を普段読まない人でも読みやすいのかなーっと。
言葉や表現は吟味されていて、シンプルだけど計算されていて、でも人間味がある、、
世界観に引き込まれるので見るように読める作品でした。

ただ、話の内容(特にオチ)はイマイチだったかな…
芥川賞受賞と又吉のキャラクター、本好きということでオチを期待し過ぎてたのかもしれないけど、、

「伝記を書いて欲しい」、という冒頭で結末を色々妄想するのですが、、、オチが微妙かも。
深読みしすぎた…。  

私の妄想だと神谷さん最後死んで、主人公がノートを見返しながら伝記を書いてる(この本が伝記)っていう設定なのかと思ったら違ったwww
あと、神谷さんのお笑いの美学である「綺麗なものを壊す」ってやつをこの本のストーリー全体でやるのかなと思ったけど…それも違ったw

あと、神谷さんの自論を通して人間学みたいなのを要所要所で語るんですが、いつも飲み屋で語る程なので抑揚?現実味?がなくてイマイチ入ってこない…

又吉だからもっと深い部分の人間の皮肉さとかダークな部分とか、人間らしさを書くのかなと思っていたから思ったよりもあっさりとしていたって印象でした。
でも主人公も神谷さんも苦悩してるしな…文体が読みやす買ったからあっさりとした印象なのかも。

全体を通して喜怒哀楽で感情を揺さぶられなかったな…読みやすかった。新しい短編ドラマ見終わったって感じでした。

普段ミステリーとか夢野久作みたいなこじれた?本読むから展開やオチに期待しすぎたのかも。。

でも、確かに現代の純文学って感じなのかな…
大きな事件もハプニングもない…でも日々葛藤する…そういう意味では人間らしい一冊でした。

文章力、表現力はほんとに凄いと思うので次回作に期待!

でも、最近本読めてなかったから本読みたい!
カフカフランツの変身をいい加減に読もうかな…