「エコエコプロジェクト 「凝縮額絵」展」 | ヌイグルミン。

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造形作家ミヤタケイコの日々のいろいろと雑記ナド。


明日14日から手のひらサイズの本格ミニ額を使用したグループ展が始まります。
1点ミニ額絵を出品します。


ヌイグルミン。


「エコエコプロジェクト 「凝縮額絵」展」
12月14日-25日(月)※月火休業 
12:00-19:00(水木金)/12:00-20:00(土日祝)
*12月26日より31日まで年末休業とさせていただきます。


【会場】
Art Labo 深川いっぷく(江東区白河3-2-15)
http://www.fukagawa-ippuku.jp/

【会期中トークイベント】
12/25(日)14:00~15:00
白濱雅也による震災復興支援ボランティア報告会(無料)

【出品メンバー】
佐藤恵美 http://ameblo.jp/nekonosousi/
猫野ぺすか http://nekonopesca.cocolog-nifty.com/blog/
玉野綾子 http://air-zenkouji.com/ *長野でのレジデンシィ記録です。
須貝美和 http://mharujion.blog16.fc2.com/
むらいゆうこ http://members.jcom.home.ne.jp/rabotando/
白濱雅也 http://ameblo.jp/shirahamamasaya/
川上和歌子 http://www015.upp.so-net.ne.jp/wakako/
黒澤達矢 http://members3.jcom.home.ne.jp/tatsuya9630/
林恵子 http://www.ometentou.com/
山本智之 http://www1.tcat.ne.jp/omoidenohako/
有川りか http://rrrrrr109.blog115.fc2.com/blog-entry-28.html
ミヤタケイコ http://www.h3.dion.ne.jp/~k-miyata/index.html
菊川陽子/川崎美智代/小川淳子
(順不同)


【主旨】
額を作る際の竿の端材で作るミニ額。
スケールアウトしたデコレーションや飾られる絵との面積比の逆転など独特の面白さがあります。ちょっとした隙間のような場所に飾れたり保管できたりというメリットや制作費用の軽減などの作り

手のメリットもあります。
またこの小ささは表現としての面白さも誘発します。非常にパーソナルな向き合い方は古くは懐中写真のようなもの、新しくは携帯ストラップや、スマートフォンやIpodなどのデジタルガジェットに通じるものがありますし、元来日本にも根付けや微細仏像彫刻など凝縮した表現を珍重する文化があります。濃密な作品との距離はこの大きさならではのものです。

作家としては大きい作品にエネルギーが注がれますが、必ずしも小さい作品より優れているわけではありません。手のひらに収まりそうな作品が広いスケールを感じさせてくれることも多々あります。
また今後は資源の有効活用も重要になり、アートも無縁ではないかもしれません。
巨大化する美術館に併せ、スペクタクル的にスケールが大きくなる作品が多い中で、小さく凝縮した作品はラディカルな可能性を秘めているように思います。

ヌイグルミン。
ウサムシ飛ぶ。(2011)
紙にペン、アクリル(額にもペイントしてあります)
サイズ/13cmx13cm(額の大きさ含む)


ウサギのモフモフ感と蛾の羽のふかふか感(多分ふかふかではなく毒)Mix。w
ゴージャスな額の中でゆっくりと飛び回ります。

小さな作品ですが、額がゴージャスなせいか存在感バリバリ、、。


追記:搬入に夕方行きましたが、額の個性が作品一部になってるような凝縮度が面白い!
力作ぞろいでした。
かなりお手頃に作品を買えるのでプレゼントにもいいかもしれません。