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全8話を見終わって、本作をひと言で評すると「痛快!」という言葉に集約されるエンタメ医療ドラマです。


 主役は熱血でオレ様でカッコいいだけでなく、コミカルで笑いもとる。現場に駆けつける疾走感はアクションシーンのようで型破りのスーパーヒーロ。制作発表会でチュ・ジフンは「この作品はファンタジー性が濃いメディカル活劇」と発言していますが、まさに!です。

 ジフンはモデルから俳優に転身。2006年のドラマ「宮 Love in Palace」の皇太役での大ブレイクから約20年、俳優にとって代表作になる役に巡り合うのは、実力はもちろん運も大きく左右しますが、40代に入った彼を最高に輝かせる本作を引き寄せたのは強運だったといえそうです。