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こちらは櫻葉(腐)❤💚小説です
※素人が戯れで書く妄想話です
その旨ご理解いただき
楽しんでくださる方のみご覧ください
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バレンタインデーには
好きなひとにチョコを渡して想いを伝えてみましょう
モノ心ついた頃には
すでに日本はそんな風習が蔓延していて…。
2月に入れば
女子たちがチョコ作りに精を出し
男子は"チョコがもらえるかどうか"
気になりだす
下駄箱やロッカー、机の中に押し込められたチョコの箱。
今考えると不衛生極まりねぇ…
"義理"だの"本命"だの
なんかやっぱ"日本文化"って気がしてならない
そんなもんでもやっぱ
1個ももらえなきゃさみしいもんで
親でも家族でもねえ女子からもらうことができなかった野郎は
なんか惨めな思いをしなきゃなんねぇ地獄の日。
思春期の頃には芸能界のシゴトをしていたオレ
ある意味、チョコがどんだけ届いたかは人気のバロメーターで。
箱いっぱいに積まれるチョコレートの山を見れば
優越感には浸れるものの
正直胸やけしてくる
みんなの気持ちはありがたいけど
冷静に考えてみ?
あんたらの周りでチョコ食ってうれしそうにしてる男が何人いるよ?
そして…
ホワイトデーにはお返しを♪
こんな風習、日本と韓国…アジア圏くらいだって聞いたことがある。
まんまと業界の戦略にノセられる憐れな人々のさまを
昔から冷めた目で眺めてるオレがいる。
だからかな。雅紀がなんかソワソワウキウキしてんのがいやだった…
"嫌(いや)"ってのはちょっと違うか
気が重いってほうが合ってる気がする
雅紀の気持ちが重たいんじゃなくて…
くれるであろうモノが"チョコレート"だってのがかったるいんだと思う
だから、事前に牽制しまくった。
つづく
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