ども、浅野です。

今回は少し厳しい意見が出る記事になります。
でもいい勉強にもなるのでこの機会にもう一度勉強してみましょう。

今回のテーマは情報弱者とITについてです。もう一般的になりつつあるインターネットやパソコン、スマホなどの事ですね。

早速ですが私は"バカにスマホは与えるな"と常日頃から思っています。
その理由としてはバカは選択肢を間違えることが多々あり、自分のみならず周りにまで危険が及ぶ可能性があるからです。

この"バカ"に関してはITに関しての基礎知識を指します。
専門分野ではありませんがネットを使う上で知っておかねば危ない基本を少し紹介します。


--インターネットとはなんぞ?--
インターネットとは地球に蜘蛛の巣の如く張り巡らせてあるケーブルや電波を通してデータ(情報)をやり取りするシステムと覚えれば簡単です。
繋がりがある(物理的に)ことをネットワークと言いますね。

このインターネットにスマホやパソコン、テレビや携帯電話が繋がっています。
ここで一つの疑問が浮かびます。"そんなに台数あって誰が誰なのかわからないんじゃ?"ってね。

と言ってもYoutubeで動画をポチッと押したら自分の画面が切り替わって動画が再生されます。
いきなり全く知らない人のパソコンにYoutubeの動画が映るなんてことはありませんよね。
ちゃんとひとつひとつ識別されています。

そう!インターネットは匿名ではありません。

--ネットの匿名に関して--
匿名とは自分の名前や身分を知らせないことです。
まず上記の"ネットは匿名だ!"という間違った知識を持ってる人が未だに多いです。

実際に匿名なのでは?と思われるアメーバブログも完全な匿名性ではありません。

まずアメーバブログを使うときは会員登録しないとダメですよね?
会員登録は銀行口座開設みたいなもので銀行(アメーバブログの場合は運営のサイバーエージェント)に登録するので少なくともサイバーエージェントには己の存在がバレてます。
何か事件が起こった時にはサイバーエージェントに情報開示をすれば誰なのかがバレます。


頭の回転が早い人は"じゃあ登録時の情報を適当に入れてたらいいじゃん!"と思うでしょう。
それでもバレます。個人の認識には会員登録の他にも特定する手段があるからです。

IPアドレス(ネットワーク上で機器を判別する番号)
MACアドレス(ハードウェアに書いてある番号)
・IMEI(携帯電話に割り振られてる番号)

こういう普段目にしない番号がインターネット等を利用すると裏で勝手にやりとりされます。
というのもこういう番号で機械を識別してるのでちゃんと通信が出来てます。
ひとことで言うと住所みたいな感じかな?


メジャーなところは上記で挙げましたが他にも特定するのに使える番号なんて腐るほどあると思います。


--情弱にIT機器を与えてはいけない理由--
もちろん全く勉強してない人でもインターネットは利用できます。
勉強してないと使っちゃダメという法律なんてのはありません。
ですが最低限の勉強をしたうえで利用しないと自分も危険ですし周りも危険です。

大前提として"ネットに流れた個人情報は一生消えることはない"ということを覚えないとダメです。

補足ですが、自分たちが管理してるサービスでの情報は各会社で消去することが出来ます。
グーグル検索ならGoogleが消せて、ヤフー検索ならYahoo!が消せます。

でも絶対に消せない領域があるのは知られていません。
それは人の記憶です。こればっかりは自分が忘れる以外他人がどうすることも出来ないのです。

朝日新聞の従軍慰安婦の件なんかもそうですけど、新聞を燃やしたって新聞が植えつけた記憶を消すのは無理です。
その人が子供・孫にその情報を伝達すると考えると人類が滅びるまで情報は消えないことになります。


--自分だけならまだしも、周りを巻き込むのが一番悪質--
一番の問題はネットのことを知らないバカが他の人の個人情報をネットに流す事例ですね。
自分も先月ですが親戚に真実と嘘がごちゃまぜになった状態でこのブログに誹謗中傷の書き込みをされました。

幸いにもネットのことを全く知らないアホだったので特定するのに1日とかからず翌日に親に状況説明と犯人への説教に行きました。

自分はネットの怖さを一通り理解はしているつもりなので、そこまで知られてヤバイ情報なんてのは書いてないですが、少なくともやられて気持ちのいいものではないです。


--知られたらまずい個人情報は何がある?--
これは個人差があるので難しいですが一般的にダメージが大きいは

住所 家族・親戚の事 写真 勤め先 卒業アルバム SNS等プライベート用アカウント メールアドレス 電話番号

とかでしょうか。特に電話番号やメールアドレスはいたずらの対象になりやすいし、なにより勝手にいろんなサービスに登録されることもあるので出来る限り専用のアドレスを作ったりすぐ番号が帰ることが出来る用に準備しておいたほうがいいですね。


この他にも絶対人に知られたくないことなんてうじゃうじゃありますよね?
不倫してた、昔風俗で働いてた、整形してた、犯罪履歴、好きな女の子の縦笛の上半分なめた、学校でもらした、コンビニの傘置き場から傘パクった・・・

人によっては些細なことでも自分にとっては大きなこともあります。
ほんとーーーーーに知られたら嫌な事は友達にもブログにもSNSにも書かないが吉。


--事件・犯罪に巻き込まれないために--
簡単な方法は自分で少しずつ勉強することです。
オレオレ詐欺も毎年グレードアップしてるのと一緒で来年には今までの情報は古くなる可能性があります。

・常日頃のニュースを見て情報を仕入れる。
・新しいサービスの怖いところを覚えて対策を取る。

このふたつをするだけでも危険度は大きく変わります。

・ツイッターやフェイスブックのセキュリティ・プライバシー設定はしましたか?(バカッター炎上はこれで回避
・Googleフォトのアップロード設定はちゃんとしましたか?(写真流出はこれで回避
・投稿する記事の公開設定の確認はしましたか?(香山リカみたいなアホな事はこれで回避
・スマホで撮影した写真のジオタグはちゃんと消去しましたか?(位置バレはこれで回避
・ネットで個人情報を撃ちこむ時はSSL通信と信頼できる証明書の確認しましたか?(なりすまし詐欺はこれで回避

などなど


インターネットを使って楽しくやり取りをするのであればみんな最低限の知識を覚えておいて損はありません。

最初に書いたとおり"バカにスマホは与えるな"と書きました。
でもね、ちゃんと勉強して一通りの知識を持って楽しく周りを不幸にしなければ誰でもスマホは使っていいと思っています。
もちろんパソコンもSNSもです。

用法用量を守って正しく使うのは薬だけじゃないので皆さんもITに関しての勉強をちょこっとしてみよう!