優秀な仕事ができるボラさんにお手伝いいただき、鈴ちゃんの里親さんも決まり、私的には良い出来だった譲渡会ですが、まだまだ室内飼育も避妊・去勢も浸透はしていないんだなと思わせられることもありました。
私のウチでは、当然、完全室内飼育です。
譲渡会では猫の飼い方の啓発チラシを作ってもらい、配布もしていただきました。
内容は「終生飼育・室内飼育・ワクチン接種・避妊・去勢など」です。
それを見た人たちからの反応
「室内飼育なんてできない」
「猫は外に出すもの」
「避妊・去勢をしたくない」
まだまだ全然、室内飼育も避妊・去勢も、猫を飼う際の常識として根付いていません。
何度、飼い猫が車にひかれて死んでも、外に出して飼いたい人にも会ったことがあります。
車通りの多い場所に住みながら、平気で外に出て出して、死んだらしかないと言う。
死んだら仕方ない程度にしか愛せないなら、飼わなければいいのに。
猫に交通ルールなど分かりません。
飼い主が守ってあげなければならない。
外に出ればそれだけではなくエイズや白血病、その他の病気にもかかるリスクはある。
私が保護したリョウマは白血病でした。
たった1歳半で苦しんで亡くなった。
そんな子を増やしたくないから、猫達に天寿を全うしてほしいから室内飼育をお願いしているのです。
外に出して飼うとよそのお宅に行っていたずらしたり、排泄してしまったりと迷惑をかけることもある。
そういうことを防ぐという意味もあります。
避妊・去勢をしたくないという方は、子猫が産まれたらどうするんですか?
山や川に捨てる?
それは犯罪です。
猫は年に2回発情し、1回に2~5匹程度の子猫を産みます。
それを全部飼うのは不可能です。
よくニュースになっている多頭飼育崩壊になってしまう。
人も猫も不幸です。
室内飼育や避妊・去勢の必要についてもっと広まってくれることを願います。
今回、お子さんにも啓発チラシや「ペットショップに行く前に」を配らせていただきました。
今はそういう考え方が多かったとしても、その子たちが大きくなったときに、猫は室内飼育をして避妊・去勢をするということが当たり前の世の中になってほしいと思います。
そんな中、譲渡条件を納得していただき、里親さんが決まったことは収穫でありました。
●問い合わせ先
メール;happy.animal.club@gmail.com
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口座名義 ハッピー アニマル クラブ
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