不登校の娘が私に教えてくれたこと

それは

自分の気持ちを大切にする

と、いうことと


大抵のことは大丈夫

と、いうこと


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離れ離れになった子供たちが
私に教えてくれたこと

それは

自分の気持ちを大切にする

と、いうことと


大抵のことは大丈夫

と、いうこと

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私たちは
大切なことを
一緒に居てるということだけで
見れないことがある


私は
子供のために手をかけるのが
絶対的に良いことだと思って子育てをしていた


と、言っても
手取り足取りとまではしない
どちらかというと放任主義だったけれど


この子たちが
私と同じ目に合わないように
と、
見張って
私と同じ悲しみや痛みを経験しないように
と、思って子育てしていた


そんな私は

子供のために
家族のために
旦那さんのために
親のために


そう言って
自分のことは後回しにしていた

自分が損しても
周りの人が幸せであればいいと

もちろんそれが全てではないけれど

そんな勢いで生きていた


そんな生活の中でも

楽しいことも
嬉しいことも
感動することも
幸せなことも
山盛りあった

あったのに

ある時から
私は不幸だと思い込んでいったような気がする


それがきっと
私の我慢の限界だったんだろう

ここでいう『我慢の限界』とは
私が私に対して
余りにも雑に扱ってきたことへの
私が私に対しての
我慢の限界


ただその感情は
急にきたわけではなくて
ジワジワ溜まってきて
そうなったのではないかと思う


その不幸の原因は
旦那と自分に向けられた

あんたが手伝ってくれないから
あんたが稼いでこないから
あんたが悪い

私の忍耐力がないから
私に愛が無いから
私が悪い

そんな風に誰かのせいにして
そして
自分を責めることしかできなかった


だから
旦那が変われば解決する
私がもっと我慢して
私がもっと家族の為に頑張って
もっともっと頑張れば
全てがうまくいくはずだと

さらに
私は自分のことを置いてけぼりにして
自分のことを苦しめていった

そんなことに気が付かないまま
ある時
私が壊れた

電車に乗ると過呼吸を起こし
毎日死ぬことを考え
仕事に行けなくなってしまって
家でも布団をかぶって毎日泣いていた

その頃の時間の感覚は
あんまり覚えていない

思い返せば
そんなに長い時間ではなかったのかもしれない

そしてその時も
子供たちや旦那さんに支えられていた

何もできない私を
誰一人責めなかった

それでも私はその後離婚をして
はーちゃんと家を出たのだけど

その後にはーちゃんは不登校となる

不登校のはーちゃんは
これでもか!というぐらい
私の常識を壊していった

最初の頃は
とにかく学校にいかせようと必死だったけれど
ある日から私はそれをやめた

それは、カウンセリングの師匠
心屋仁之助さんから言われた一言のおかげだった

その時のことはこちらに詳しく書いてます

(ぢんさんからの魔法の言葉⬇︎)
あなたは好きにしていいよ
 
彼氏とイチャイチャしてもいい
 
やりたいこと
好きなことするのに
罪悪感を持たなくていい
 
 
わたしが好き勝手していても
お嬢は大丈夫だから
 
それでも心配やねんなぁ
 
だって
今までわたしが好きなようにしたら
お母さん悲しませるって
思ってたもんなぁ


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そう。
とにかく私は罪悪感の塊だった
楽しみながらも罪悪感を持っていた

それでも、はーちゃんは
自分の思った通りに
不登校ライフをしていた

そして私は覚悟した!
自分のやりたいことをやろう!
好きなことをやろう
罪悪感なしに!

できるかどうかわからないけれど
どうなるかなんて分からないけれど
そうする!と
覚悟した。

やりたいことをやった
行きたいところに行った
会いたい人に会った

何度も何度も

何度も何度もしているうちに
はーちゃんとの関係はとっても良くなっていった

2人で旅行にも行った
しかも海外!

はーちゃんをなんとかしようと
躍起になっていた時は
口を開けば暴言ばかりだったのに

はーちゃんのことより
自分のことを大切にしようとしてから
とても落ち着きだした


そうやって
自分の気持ちを大切にしていると
大抵のことは大丈夫なんだと知った


そして、離れて暮らす娘なーちゃんに対しての
罪悪感ももちろんあったのだけど
彼女こそ、私の見張りにつかれた子供だった

彼女も
私が私のやりたいことをしてくれている方が
とっても自由に生きることができている

そして
離れていても大丈夫
それまでの私の愛はたくさん届いていたから


2人は今それぞれ
自分の夢に向かって
めちゃくちゃ頑張っています

あんなに勉強をしなかったはーちゃんは
毎日英語の勉強をしています
海外に行きたい!という夢ができ
その為に毎日勉強しています

小学生から中3まで
本当にお勉強のできなかった子が
自ら勉強してる。

人生面白いよねー!

だからわたしも
自分を大切にすることの素晴らしさを
たくさんの人に伝えたいのです

私のことを幸せにできるのは
私でしかないということを
多くの人に知ってもらいたい


大抵のことは大丈夫だから!

 
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