3年前に離婚した
私たち夫婦
21歳と22歳の時に結婚して
22歳になる直前に長男を出産
その後もポンポンっと子供ができて
4人のこどもたちに恵まれた
こどもたちは健康に育ち
長男は少年野球で結構活躍した
みんな学校でも先生の評判が良かった
長女や次男も勉強やスポーツ万能で
わたしは鼻高々だった
現在不登校のハーちゃんも
いろいろあったけど
小学校は毎年皆勤賞だった
はたから見たら
なんの悩みもない
とっても幸せなら家族に見えていたでしょう
最近久しぶりに会った人にもそう言われたwww
いつからだろう
私が、もう嫌だって思い出したのは
結婚してすぐの時
環境が変わって
母親になって
孤独でどうしようもない時
あの時
素直に
『私、寂しいんだよ。不安なんだよ。助けて欲しいんだよ。』
そう言えていたら良かったのかもしれないなぁ
だけど私が、それを言えたのは
23年経った
離婚して1年後のことだった
わたしは、決して
彼の前で
『弱い自分』を見せまいとしていた
弱い自分を見せたら
馬鹿にされると思っていた
だけど
その部分が
わたしの中で
わたしを1番押し殺しているんだと気づいた
その部分をさらけ出すまで
何度も何度も来る
わたしは
その弱いわたしを出したいんだって気づくことが
何度も何度もくる
そして、またきた
『まただ…』
わたしは
その度に私に聞いてみる
『何で弱いところを出すのが嫌なの?』
だって恥ずかしいもん
情けないもん
惨めだもん
そんなんじゃ嫌われちゃうよ
1人になりたくないもん
いっぱい出てくる
そしてね
気がついたことがあった
わたしはわたしの弱さを隠すために
旦那さんを悪者にしていた
と、いうことに。
『私がこんなに頑張ってるのに
あなたがしてくれないからダメなんだ』
って。
本当は
『わたし、できないの。
だからあなたにやってほしいって』
言えてたら良かったんだけど
それを言っちゃうと
わたしの弱さをバラしてしまうことになるから
絶対に言えなかったんだ
だから
恥ずかしいけれど
情けないけれど
みっともないけれど
わたしは、旦那さんに謝りたくなった
そして、先日、謝ってきた
『わたしね、本当は苦手なことがたくそんあってね。
お金の管理もできないし
子育ても苦手だったし
家事も本当は好きじゃなかったのに
それがうまくいかなくなると
全部、あなたのせいにしてた。
あなたを悪者にして
自分のできないことを隠してきてた。
本当にごめんなさい。』
そう謝ってきた。
そしたら
『気がつかなくてごめん』って言ってくれた
何時間も2人で話した
もしかしたら
離婚しなくても、こんな日が来たのかもしれないけれど
私たちは2人で
『離婚して良かったね』って言ってた
こんな元夫婦のカタチがあってもいい。
わたしは不器用なのかもしれないけれど
これがわたしで
これからも
これがわたしなんだと
このわたしを選んで産まれてきたのだから
泣いたり笑ったり
怒ったり落ち込んだり
いろんなわたしを抱きしめながら生きていこう