2011年アジアンリゾート撮影記 その13 | Minoru "Mike" Masujima resort photo blog

2011年アジアンリゾート撮影記 その13

再びプーケットへ(その6)

2011/MAR/05前編
 5日間のHoliday inn PhiPhiの撮影も無事終了し、本日はOFF(つまり休日)ホテルが提供してくれたロングテールでアイランド ホッピングへ行くことになった。昨日スーさんに「明日はロングテールをチャーターしたから一緒にマヤベイへ行こう」と誘ったが「自分は船酔いする」と断られ、他に声をかけたスタッフも皆気乗りしない様子だった。タイ人も以外に人付き合いが悪い。ところでロングテール ボートとはタイ独特の小舟、むきだしのエンジンからスクリューまでの駆動軸が極端に長いので、この愛称で呼ばれている。タイ語は「ルアハンヤオ」と言っている様にも聞こえる。

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 朝8時、ビーチで待っていると直ぐ隣の船溜まりから「タッ~タッタッタッ~」という短気筒のエンジン音が轟く。そしてロングテールでやって来た船頭は少年とその兄、”おいおい”大丈夫かよと思いつつランチボックスなどを載せ「タッ~タッタッ」のエンジン音も軽やかにロングテールは出発した。目指すピピ・レイ島のマヤベイまでおよそ1時間、途中左手にピピ島ライムストーンの絶壁や、小さなビーチが見える頃、船頭は兄から少年(10歳くらい)へ替わった。巨大なエンジンの取っ手を必死に操る少年をよそに兄は船底でごろ寝状態。”ほんと”に大丈夫かよ!日本では考えられないボートツアーだ。

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 朝早めの出発は、Holiday inn のドミニクが「マヤベイは10時頃には人で溢れる」と助言があったからだ。10年前には想像もつかない事だが、この日午前9時過ぎ既に200人ほどが上陸していた。そして10時を回る頃ビーチは人で埋まり、まともに歩けない状態になっていった。湾右手のスピードボートだけでも30~40艘はあるだろう、左手はロングテールの船溜まり、沖止めも入れれば60隻以上だ。そしてビーチでは日本語は全く聞かれずタイ語、英語、ロシア語、仏語、独語のツアー客。だれも文句も言わずここへ来た事に満足した様子だ。私は上陸時なんと200バーツを取られたが。みんなはどうなのかな、、、最近のプーケットはよく分からん。

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 人でごった返すマヤベイ(ピピ・レイ)をあとに、波静かな景勝地ピピ・ドンのロ・ダラム湾へ向かう。ヤシの木陰でランチボックスを広げ、船頭兄弟に100バーツの昼食代を渡すが2人とも屋台へは足を向けず、船中のハンモックで昼寝。私はランチのあと広いビーチを散策、やたらコンクリートの3階建てが目につく。屋上にプールがあり、だれでも階段でアクセスできるホテルもある。そう言えば2005年の津波はこの一帯も大きな被害が出た。この階段に柵を設けないのもいざという時の避難路なのだろう、今日ここでそんな事に気がついたのは日本人の私だけだろうが。

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