2011年アジアンリゾート撮影記 その4 | Minoru "Mike" Masujima resort photo blog

2011年アジアンリゾート撮影記 その4

タイ北部編 (チェンマイ紀行1)

20011/JAN/25 Rim Chiang mai(Chiang mai)
 2週間のプーケット/サメットのリゾート撮影も終わり、バンコクのスワナプーン空港からTG便でチェンマイへ向かう。今日からは特にクライアントは無く、私のライフワークの一つ、ランナーデザインのホテルや建物を訪ね歩く旅だ。すでに数年前からランナー文化の魅力にとりつかれ、チェンマイやルアン パバーンへ足繁く通い続けているが、世の中の大不況もあり出版など思うに任せず今日に至っている。今回は昨年10月にオープンしたリム チェンマイほか数軒のホテルを撮影する(露出が決まっていないので、撮影させていただく)予定です。

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 まずチェンマイという都市、タイ第2の大都会で人口100万とか言われているが、実際のチェンマイ市街地の人口はおよそ20万人(2005年)で、市内の交通状況やサンデーマーケットの人の流れを見ても100万都市とは思えないほど少ない。逆に言えば旅行者にはちょうど良いサイズの街なのです。そして空港から市内までのアクセスがアジアで一番良い事も魅力。それはタクシーで旧市街までおよそ15分(150バーツ/450円)今日の撮影予定のホテル リム チェンマイは旧市街の北西にありタクシー代は往復900円、信じられない安さ。

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 最近チェンマイのブティック ホテル(オーナーの趣向が強い小規模ホテル)は建築ラッシュが続き活況を呈している。その数およそ40軒。建築様式は北部タイの寺院建築(ランナータイ様式)の要素を巧妙にデザインした物が多く、シャン(ビルマ)スタイルや、タイコロニアルなども増えてきた。サービスの良さやファシリティー(設備)の割に料金が安いのも魅力の一つ。 今日宿泊予定のリム チェンマイはシャンデザインが美しいホテルと言われている。

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 代表的なシャン デザインのホテルはMandarin Oriental Dhara Dhevi Chiangmai(レセプション/スパ)が有名だが、私はコンセプトや規模、格式からダーラ デヴィ チェンマイはもはやホテルの概念ではなく、タイの未来遺産だと思う。ゲストはランナー時代の北タイやビルマ、はたまたラオスに至るまでの建築様式を復元した壮大なテーマパークに泊まることになるだろう。今回はブティック ホテルの撮影なので残念だがその話はいずれまた。

$Minoru "Mike" Masujima resort photo blog-マンダリン ダーラヴィ チェンマイ