この間、とある面白い情報を友達から聞いたんですね。
靖国神社って、やっぱり特別な神社で、実はパワースポットなんだ、と。
私、靖国神社といえば、戦没者を祭っているのと、参拝問題があり、戦犯を祭っている神社、という意識しかありませんでした。
しかし、その友達の話を聞いて、ならば行ってみなければ!と思い、日曜日に行ってまいりました。
自宅から、遠いですがまあ歩けない範囲でもない、と同居人からの情報。
さっそく歩いて行ってみました。(笑)
【正面からです】
歩いて行ったせいか、正門から入らず、横から入ったのですよ。
いきなり桜の広場にでたのです。
立派な菊が飾られていました。
そういえば、私の祖父もこんな感じの菊を栽培してました。
菊は発芽してから、3つにわけて、育てるそうで・・・
3は創造の数字ですし、三位一体という統合の意味もあるし・・・
菊って縁起がよいのでは??と思ったりして・・・
まあ、そんなわけで横から入ったことに気がつかないまま。
普通の神社のようにお清めの水とかないんだな・・・
と思ってました。ちなみに、正門からはいると、清めの水が左手にありますよ。
境内へと一礼をして入る前に・・・
そこには手紙が書かれた板が飾られていました。
それは24歳の兵士の戦地からの親に宛てた手紙でした。
内容は、私は軍人なのだから、国の為に役に立って死ぬのは覚悟している。
どうか自分が戦死しても泣かないでくれ、というものでした。
なんとも、悲しい手紙です。
生きたかっただろうに。
・・・今の24歳がこんな事を思うのだろうかと、ずいぶん昔の24歳は、しっかりしているのだと、思いました。
お国の為にという気持ちと、家族がどう思うだろうかという、なんとも複雑な思いでいたのでしょう。
・・・・・・・・・確かに、確かにパワースポットかも知れない・・・そう
思いました。
気はすごいです。
パワーあります。
しかし・・・
しかしなあ・・・・
いよいよ拝殿へ。
手を合わそうと、お賽銭を投げると、その奥に、七五三のお祝いの儀をして
いる姿が見えたりしました。
2礼、2拍し、お願いを・・・
何だろう・・・
ここはすごい悲しいところだ・・・
とてもとても悲しい感じがする。
お願をと思って、目を閉じて最初に出てきた思いは、自分自身の願いとは全く別のものでした。
どうか、日本をお守りください。
どうか、これからの日本が良い方向へと発展しますように。
心から自然にその言葉がわき上がってきました。
もちろん、私の願いもしましたが、そんなものはもうどうでもいいや!
と思いました。
今、日本は戦争に巻き込まれる可能性はゼロとはいえません。
しかし目の前にある問題・・・、TPP、政治、長く続く不況。
戦争が引きおこる手前の心理に国民の気持ちはほど近い状況だと思います。
確かに靖国神社はパワースポットだと思いました。
それは、通常の神様というよりは、日本の為と、亡くなられた方の思いがそのような国民の心を吸い寄せているのではないか?と思いました。