6月の初めに観た作品、「アキはハルとごはんを食べたい」

観たら自分も料理して、もりもり食べたくなる映画😋


映画館に行くと、これから公開される作品のポスターやチラシがありますね。それを見ながら、

「あ、次これ観たいなー😀」と、これから観るリストが心の中にできていったりします。

こういうことを書くのもなんですが、この作品に関しては、

そのリストから外してました。ポスターやチラシ見ても。

なんかお若い方の映画ね、なんて感じで。


しかし、観てしまった。

時間的にちょうど良かったとか、そんな理由(すいません)だったと思う。


いやしかし、「そんな理由」で観て良かったよ!

そうじゃなきゃ選択してなかったと思うもん。


美味しそうな自炊ごはんが沢山出てきます。

それを主人公の大学生男子二人が気持ちいいくらいに、むっしゃむっしゃ・もっりもり、平らげて行かれます。

無論、レシピは彼らの胃を満たす資格のあるガッツリごはん。

でも、手順もシンプル、材料も手に入りやすく、高カロリー部分をクリアすれば彼らのお父さんお母さん世代でも

作って食べたくなる、美味しそうな料理の数々が魅力的でした🥰


最初に出てきたのがトマト塩ラーメン。

袋ラーメン使って、トマト初めお野菜たっぷり。

ホットサンド(チーズたっぷり)、餃子(自分たちで包んでる!えらい!)とか。


一軒家をハルくんとアキくん二人でシェアしてて、アキくんがごはん担当。

二人の性格の違いなんかも描かれていて、それぞれ進路についての悩みもある。

印象的だったのは、アキくんの悩みが、まだやりたいことが決まってない、ということ。

ハルくんは写真をやって行こうと決め始めてて、大学で先生ともそれについて話し合ったりしてる。

着々と人生をすすめて行ってるような子がいると、自分がフラフラしてるような気になって、

劣等感抱いちゃったりするのは、わかるよわかる。


でも大人としては、そんな悩めるアキくんを観ながら、

いや、君はこんだけごはん作れるじゃん!それって特技だし誰にも負けてないよ?好きなこと追求していけばいいじゃん!

大丈夫大丈夫、って思ってました。


それともう一つ悩みがハルくんにはあって、大学を卒業して社会人になったらこの家(二人でシェアしてるお家)を出て、

別々に暮らさなきゃいけない!😭というもの。

これも、いやいや、そんなきまりないから、大人やし好きなとこに好きなように住む自由あるねんで(通勤の利便性は考えなあかんよ)、

ってオロオロしてるハルくん観ながら思ってました。


こうあるべき!とか、こうしなきゃ(社会規範から外れちゃう)!って気真面目な程の思い込みが、若者にはあるの?

自分、若い時どうやったっけ。

忘れた。。。

でもその時その時で、焦ったり痛い目にあったりラッキーもあったり、色々色々、とりあえずクリアしてきた気がする。

今、生きてるし、仕事してるし、ごはん作って食べてるし☺️


せやし、始まる前からそんなに心配しなくっても大丈夫だよー!

大事なのは、そう、君らがやってるみたいに、ごはん盛り盛り作ってもりもり食べて元気をキープして、楽しく過ごすことだよ!

そんでその楽しさを好きな人(好きな人たち)と共有して、一緒に元気になること…

だよね、って私も再確認できました。わお、ありがとう!


映画では赤澤遼太郎さんのアキくんと、高橋健介さんのハルくんのところに、

柴田理恵さんの大家さんが梅酒を差し入れに来ます。

このシーンも好き。

私は梅酒は作ってないので(梅シロップは毎年仕込む)、そうねー、焼菓子を差し入れると思う。

こないだ焼いたチョコレート・バナナ・ココナッツ・ブラウニーとか、キウイとマンゴーのタルトとか、どうでしょう。


そう、やはり自分で作るものって、自分のお腹を満たすだけじゃなく、誰かの喜ぶ顔を見たいというのが、ありますね。

一緒に食べるって、幸せを共有するってこと。


んー、そうだよ、そうなんだ😀

いや、前からそう思ってたけど、この映画でハッピーに思い出させてもらった❤️

見て良かった!

ありがとう❣️