子どもがクイズ番組に刺激されて、早押しボタンが欲しいと言ったことがあります。
単なる「ピンポン」と音が鳴るだけだったら、安く売っています。
でも、欲しいのは、「早押し判定機能」です。
早押し判定機能付きクイズボタンは、結構なお値段がします。
そこで、「Scratch」で作ることを思いつきました。
Scratchとは、学校のプログラミング教育でよく使われているソフト(アプリ)で、無料でダウンロードできます。
プログラミングは超簡単です。
対戦者が2人で、出題者が1人いるとイメージしてください。
①スタートボタン(scratchの標準機能)を押すと、
「ジャジャジャン!」という音とともに、以下の画面が現れます。
②横で、出題者がクイズを読み上げます。
③対戦者の1人が、キーボードの「A」を押します。
もう1人の対戦者も、キーボードの「B」を押します。
④「A」を押したほうが早かったようです。
画面に「A」が表示されました。
同時に「ポン」という音も鳴りました。
⑤「A」を押した人が答えを言います。
合っていたので、出題者がキーボードの「↑」を押します
(間違っていたら、「↓」を押します)。
⑥画面に「〇」が表示されます(間違っていたら「×」が表示されます)。
と同時に、「ピンポンピンポン」と音が鳴ります(間違っていたら「ブー」と鳴ります)。
以上のような流れになります。
キーボードの早押しでは味気ないので、うちでは、USB接続のコントローラーを使っています。
JoyToKeyというフリーソフトをインストールして、コントローラー(ジョイスティック)1のボタン1に、キーボードの「A」を割り当てます。
コントローラー(ジョイスティック)2のボタン1には、キーボードの「B」を割り当てます。
プログラミング画面も、リクエストあれば、画像をアップします。
音源は、「クイズ 効果音 フリー」で検索すれば拾えます。
余裕があれば、
・タイムアップ機能
・得点のカウント機能
・問題を仕込む
といったこともできると思います。
この早押しクイズボタン、勉強にも活用できると思いませんか?
都道府県の県庁所在地名を、兄弟で競争して答える、とか面白いと思います。
次回は、カルタ読み上げ機能のプログラミングについて、ご紹介します。